教育福島0112号(1986年(S61)07月)-052page
少しの酒でも死亡事故に
危険な”飲酒運転の自己弁護”
”乗るなら飲むな、飲んだら乗るな”
福島県教育委員会では、教職員の交通事故防止、待に飲酒運転の絶滅をめざして、県内全ての教職員の皆様に安全運転の推進を呼びかけております。
持にここ数年、わずかですが毎年飲酒運転による事故の発生をみており、事故当時者はもちろん家族や職場の同僚の方に有形無形の被害、迷惑を与えております。
毎月定例に開催される県教育委員会においても、「飲酒運転」の絶滅を願い、毎回真剣な討議が行われ、その絶無を期して
・教職員の自覚の高揚
・全運転の徹底順守
・運転上のモラルの向上
等を図るべく、各学校において職員会議等で真剣に議論していただくよう提案しております。
たった一杯の(と本人が思っている)酒が数えきれない涙を流す破目になり、家族も、職場も、そして自分白身の生活をも暗滑たるものにしてしまいます。お互いに声をかけあい呼びかけあって職場から飲酒運転を追放しましよう。
教職員の安全運転5則
〇飲酒運転は絶対にしない。
〇全速度を必ず守る。
〇交通ルールを厳守する。
〇職場の全員で交通事故防止のスクラムを組む。
〇酒席には、車の鍵を持ちこまない。
夜間、対向車とのライトで横断中の人間が見えにくい。飲酒運転では、この人間がほとんど目にはいらなくなる
このように交通ルールがかわっても、飲酒運転をするとほとんど気にしなくなってしまう。
(表)飲酒運転をした場合の処分等の基準
飲酒運転は飛び出しを予測できなくなる