教育福島0113号(1986年(S61)08月)-039page
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教育ひとくち
O・A用語のアラカルト
memo
◆キーボード(keyboard) コンピュータ利用に必要な代表的入力機器。データをコンビュータで処理しやすいように、文字・記号が表示されたキーを押すと、この文字が符号化した電気信号に変換されて、コンピュータヘの入力記号となる。JISキーボード、50音配列キーボード、親指シフトキーボード等がある。
◆プリンター(printer) コンピュータで処理した情報を電気的な状態から、人間がみてわかる状態に変換して出力するための機器。印字方式は現在4方式があります。それぞれ得失があり、遅いが複写がとれるドットインパクト、逆に静かで速いが複写がとれないインクジェット、高品質高速だが高価なレーザービーム、安価だがインクリボンをしょっちゅう取り換える熱転写といったところです。
◆ドットマトリックス(dot matrix)
印字方式の一つで、文字や図形をドット(点)の集まりとして表現したもの。活字方式に比べ印字品質は劣るが印字速度は格段に速い。現在主流なものは縦横24×24の枠目に分解し、そのいくつかの枠目にドットを印字することにより表現する方法である。ドットの数が多いほど品質はよくなる。
◆ディスプレイ(display) テレビのブラウン管のようなものに文字や図形を写し出すこと。単にコンピュータかちの情報をスクリーンに写し出すだけでなく、キーボードと組み合わせ、スクリーンを見ながらキーを操作し入出力する方法がとられている。コンピュータとのやりとりのタイム・ラグが大幅に短縮され、利用者は、コンピュータと即問即答で対話できるようになった。
◆ファイル(file) データを、ある目的に合致した形に能率よく編集・整理し、蓄積してあるデータ群のこと。物理的には磁気テープ、磁気ドラム、磁気ディスク等各種記憶装置に蓄積され、必要に応じ呼び出して、追加・更新・削除しながら利用される。
◆フロッピーディスク(floppy disk)四角な紙ジャケットの中にプラスチックの円盤に磁膜が塗付され封入されているレコードのドーナツ盤のようなもの。パーソナルコンピュータ・ワードプロセッサでは主要なファイル媒体として補助記憶用に盛んに用いられている。現在利用されているものは直径が8インチ・5インチ・3.5インチの三種であるが、5インチが主流である。
◆ハードディスク(hard disk)コンピュータの情報を記憶して保存する装置で、磁気ディスク等固定的外部記憶装置。フロッピーデイスク等のフレキシブルディスク(flexible disk)に対する言葉。
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