教育福島0117号(1986年(S61)12月)-034page
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]()
福島県教育委員会
本年度教育広聴会終了
いわき市田島町で真剣な討論
昭和六十一年度の教育広聴会は、去る十一月の南会津地区広聴会をもって全て終了しました。
本年度の教育広聴会は、第一回目をいわき市植田町において開催しました。意見発表には、いわき市在住の企業の方、PTA関係者、学習塾経営者、婦人の方など幅広い層の代表の方々にお願いし、真剣で建設的な御提言をいただきました。
第二回目は田島町で実施されましたが、南会津地域の教育長の代表の皆さん、小・中・高等学校の校長代表の方々から有意義な、かつ問題を深くえぐった御意見をいただきました。
二回の広聴会へは、県教育委員会から佐藤昌志県教育長へ瀬戸清彦教育次長(二回目)、早川俊一同次長(一回目)のほか関係課長が多数出席し、傍聴者の方々を含めて活発な意見交換、討論が行なわれ、本県教育の伸展を願う熱気が伝わってくるほどでした。
本年度の教育広聴会については、以下にその概要をお知らせしますが、意見の発表をいただいた方々及び広聴会開催にあたり御協力をいただいた方々に御礼を申し上げます。
なお当広聴会は来年度も引き続き行われる予定です。
第一回 いわき地区教育広聴会
時 昭和六十一年六月十日(火)
所 いわき市立植田公民館
☆意見発表者
黒田 弘之氏 市社会教育指導員
大谷 健氏 草野幼稚園長
高橋 昌江氏 主婦(前・婦人教育指導員)
山田武清氏学 習塾経営
鈴木 直哉氏 呉羽化学工業株式会社課長補佐
山下 知昭氏 勿来青年会議所理事長
長谷川勝永 いわき市連合PTA副会長
☆傍聴者
いわき市教育委員会教育長 小泉 毅氏(代理出席)
いわき市小学校長会長 高浜兼一氏
いわき市中学校長会長 安部 友雄氏
県高等学校長協会いわき支部長 樫村 五郎氏
☆教育庁出席者
県教育委員会教育委員 諸橋鐵二郎
県教育委員会教育長 佐藤 昌志
県教育庁教育次長 早川 俊一
県教育庁 総務課長 布村 幸彦
同 義務教育課長 皆川 新
同 高等字校教育課長 吉田 彌
同 社会教育課長 塚本 利勝
同 いわき教育事務所長 室井誠三
![]()
いわき地区教育広聴会より
意見の概要
〈テーマ〉
「今、教育のなすべきことは何か」〜明日の豊かな人間形成をめざして、これからの教育のあるべき姿を問う〜
●黒田 弘之氏
地域活動は大字単位の活動の工夫がいる。また、中・高校生や退職教員の社会参加を考える必要がある。
●大谷 健氏
高校入試の改善にあたっては、学校推薦制度の拡充を図り、内申書に部活動や社会参加等の記入欄を設けること、また、外人教師の採用、英語教師の再教育が必要である。
●高橋 昌江氏
公民館に学ぶ女性の現状を説明し、母親自身の充実を図り、明日の豊かな人間形成への努力が必要である。
●山田 武清氏
ファミコンの幣害、広場から子どもが見えなくなった、中学生の地域活動不参加が目立つ等、子ども会の現状と課題について。
●鈴木 直哉氏
企業では全体的合意を獲得するた
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |