教育福島0124号(1987年(S62)09月)-049page
美術館だより
-画業四十年の歩み−
大山忠作展
・会期
九月十二日(土)〜十月十一日(日)
休館日月曜日・九月十六日・二十四日
・会場福島県立美術館
大山忠作氏(一九二二〜)は、福島県二本松市に生まれ戦後早くから日展を舞台に活躍し、その独自の仕事が高い評価を受けてきました。人物画を中心に、花鳥、風景、石仏、鯉などのさまざまな主題を手がけてきた大山氏の芸術は、日本画の古典的美観と独特の華麗な色彩表現とをみごとに調和させ、今日の新しい日本画を代表する絵画世界をつくりあげました。
本展は、昭和二十一年の画壇デビュー以来、画業四十年をむかえた大山芸術の歩みを、日展出品作を中心に初期から最近までの代表的作品、素描、パステル画等約九十点によって展観します。
月・花・妓ー九七九年
霊歌の碑一九八一年
●観覧料
一般・大学生…七〇〇円(五五〇)高校生…五〇〇円(四〇〇)小・中学生…三十〇円(二五〇)( )内は団体二十人以上の料金
公開対談
−大山忠作氏に聞く−
ゲスト…大山忠作氏聞き手…原田実(福島県立美術館長)日時…十月四日(日)午後一時半より会場…福島県立美術館講堂(入場無料)
現代東北美術の状況展・II
この展覧会は、東北六県出身の四十、五作家・百十四点の作品(日本画・洋画・版画・彫刻一で構成されます。昭和五十九年につぐ第二同展で、本展のために制作されたものを含む見ごたえのある作品群によって、今日の美術の状況をアット・タイムにご覧いただけます。
会期
十月十七日(土)〜十一月二十三日(月)休館日月曜日と十一月四日
・会場
福島県立美術館
・御覧料
一般・大学生…六〇〇円(五〇〇)高校生…四、五〇円(三五〇)小・中学生…三〇〇円(二〇〇)( )は団体二十人以上の料金
田口安男「マダランダラ手」1986年