教育福島0124号(1987年(S62)09月)-052page

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福島県衛生公害研究所

(福島市)

県民の一人一人が健やかに生活できる環境を確保、維持するために必要な調査研究などを行っているのが福島県衛生公害研究所です。

この研究所は、明治44年に設立された福島県衛生試験所に始まりますが、その後、公害防止への役割の一端を担うために、昭和48年からは衛生公害研究所として現在に至っています。

業務内容は、保健部、微生物部、理化学部に分かれ、医学、工学、農学など幅広いて専門分野からの26名の技術系スタッフが最新の技術と機器を駆使して公衆衛生や食品衛生そして環境保全などに関する広範な調査研究および技術研修を行っています。特に、微生物部のウイルス科は、インフルエンザ、はしか、風疹、日本脳炎、ポリオなどの原因ウイルスを取扱う県内唯一の研究機関として活動するなど、県民の健康生活を支える大切な役割を果たしています。

泉行か荒井行バス乗車、福島ふそう前下車。その他日曜・祝祭日以外は見学可。

所在地福島市方木田字水戸内16番地の6電話0245(46)7104施設食品科学実験室等の各種実験室・研究室・電子顕微鏡室・図書室・その他交通JR福島駅東口から土湯温泉行か荒井行バス乗車、福島ふそう前下車。その他日曜・祝祭日以外は見学可。

紹介します

〜県内のいろいろな施設〜

福島県環境医学研究所

福島県環境医学研究所

(大熊町)

福島県環境医学研究所は、昭和51年に双葉郡大熊町に開設されました。大熊町がある相馬・双葉地方し(相双地方)は我が国でも有数の原子力開発地域で、この地域における医学的な安全対策を調査研究することが、その設立の大きな目的です。

研究所の組織は、基礎医学部門と応用医学の二つの部門に分かれており、原子力関係に限らず、広い意味における疾病と環境の問題をとらえて、その基礎的臨床的研究を行いて、隣接する県立大野病院との連携のもとに臨床医学的研究も行っていてます。

現代科学の粋を尽した諸設備を用いてて行われるこれらの研究の成果は学会などにおいて発表され、予防医学的な立場と実地臨床面において、地域はもちろんのこと世界の医療にも貢献しています。

所在地

所在地

〒476-1双葉郡大熊町大字下野上字大野

電話

0240(33)3325

施設

核医学研究室・細胞培養室・低温室・細胞遺伝学研究室・心磁図研究室・生理学研究室・動物管理実験室・会議室・図書室・その他

交通

JR常磐線大野駅下車、徒歩7分その他施設についての一般公開はしておりません。


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