教育福島0126号(1987年(S62)11月)-005page
教育福島
'87 11月号 Vol.126
目次
−表紙絵〜ふくしまの山野草シリーズ−
提言
福島県養護教育センター所長・松浦淳一
特集
(1) 道徳教育の展開
(2) ライフサイクルプラン講座
(3) 福島県の文化
随想
告知板
昭和62年度教育・文化関係表彰式・ほか
フォト 行事から
全日本特殊教育連盟全国大会・ほか
教育ひとくちメモ
地方公務員共済制度
研究実践
学級会活動(いわき市立好間第二小学校)
英語の学習指導(県立相馬高校)
教育センターから
コンピュータの導入・利用について
生涯教育インフォーメーション
自然の中での体験学習
図書館コーナー
県内公共図書館の概況
美術館だより
拡大常設展・ほか
羅針盤
卒業予定者の進路状況(中学校)
ふるさと探訪
県指定文化財の紹介
各地の行事から(12月)
■大倉の羽山ごもり(12/1〜2 飯舘村)旧歴10月11日から12日にかけて行われる作占行事。小中学生の男子が水垢離をとって身を清めたあと、福善寺で火つるぎ(火渡り)を行い、さらに本堂内でノリワラに神をおろして農作物の作柄、世のできごとなどを占う。翌日はお山がけをする。古風な神まつりの姿がよく残っている。■木幡の幡まつり(12月第1日曜日 東和町)白幡や色幡など、数十本の幡を持った行列が尾根づたいに羽山神社に向う(写真)。一方、15歳ごろの男子は太刀と呼ぶ造り物を持って裏参道を登り、大岩をくぐり抜ける「胎内くぐり」という儀式を行う。これは羽黒修験の影響を受けた一種の成人式である。■八槻都々古別神社の霜月祭(12/21 棚倉町)同社の数多い祭りの中では最もにぎわう。名のとおり旧歴11月1日の祭りで、拝殿では「七座の神楽」が演じられ(写真)、かつてはツツコに入れた種籾の交換も行った。
木幡の幡まつり(東和町)
八槻都々古別神社の霜月祭(棚倉町)