教育福島0126号(1987年(S62)11月)-015page

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れぞれの分野での権威ある、あるいは専門的知識を有する講師による講演方式をとっています。今年度の講師・講演演題は次のとおりです。

 

講演一 基調的講演

「折り返し」

お茶の水女子大学教授 外山滋比古 先生

 

講演二 健康管理

「成人病のしくみとその予防」

公立学校共済組合東北中央病院 副院長 梶塚暁 先生

 

講演三 共済年金

「共済年金の基礎知識」 公立学校共済組合福島支部 年金担当者

 

講演四 資産の運用等

「資産の有利な形成と運用」

全国教職員互助団体協議会

「教職員の生涯にわたる生活設計策定専門委員会」財産形成担当委員

加藤準平 先生

 

なお、講演一については、この原稿末尾にその要旨を掲げておきます。

 

実年後の豊かな生活設計のために学ぶ

実年後の豊かな生活設計のために学ぶ

 

二、アンケート調査について

 

今後の講座運営等に役立たせるために、講座の参加者にアンケート用紙を配布し、講座終了時に回収しました。

主要な項目についてのアンケート回答の集計結果は次のとおりです。

 

(一) 講座の日程について

1) 宿泊を伴う二日間の日程でよい 138

2) 二日間の日程でよいが宿泊は不要である 4

3) 日帰りによる一日の日程でよし 5

4) その他 1

 

(二) 講座の会場について

(ア) 会場数

1) 二か所 65

2) 三か所以上 65

3) 一か所 15

4) その他 3

(イ) 会場の設定

1) 地域を替えて開催 96

2) 同一地域に固定 35

3) その他 17

 

(三) 希望する講座内容

1) 健康管理 118

2) 退職金・年金・保険制度 103

3) 資産運用 53

4) 人生論・哲学 46

5) 趣味・娯楽 40

6) 芸術・文化 25

7) 時事関係 24

8) 教育関係 1

9) その他 6

(複数回答)

 

〈講演に対する感想〉

 

(一) 講演一 基調的講演

○退職してからどうするかというのではなく、在職中からの心の転換が必要であると教えられた。

○人生をマラソンにたとえ、ユーモアに富んだ中にも内容のある話である。

○今後の生活設計に役立てたい。

○「折り返し点」を見つめ直すよい機会を与えてくれた。

○ともすれば暗くなりがちな退職後の生活を、希望をもって迎え入れられそうである。

 

(二) 講演二 健康管理

○病気に対する早期発見や集団検診の重要性を教えられた。今後の自己の健康管理に役立てたい。

○ガンに対する予備知識を得ることができた。

○毎日の食生活の見直しをしたい。

○日常生活を反省し、家族の健康をあづかる者として今後努力しなければならないと痛感した。

 

(三) 講演三 年金の基礎知識

○年金制度の概略は把握できたが内容が複雑である。

○具体的な年金の算出事例を多く出してほしい。演習形式ではどうか。

○年金に関する用語の解説がほしい。

○質問時間をとってほしい。

○事前に受講者にある程度の予備的知識を持たせたうえで、受講させてほしい。

○大変くわしい説明であり、参考資料をもとに今後勉強したい。

 

(四) 講演四 資産の運用

○生活経済プランの考え方や、預金者の立場での話はわかりやすかった。

○生涯経済計画表の立て方、その見直し等大変参考になる。

○資産に関する税金・法律の知識が

 

 

 


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