教育福島0129号(1988年(S63)02月)-040page

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福島県教育委員会

 

福島県教育委員会

第三次福島県長期総合教育計画の第二期実施計画を策定

(63〜65年)

 

県教育委員会は、二月九日の定例教育委員会で第三次県長期総合教育計画の第二期実施計画を策定しました。

この第二期実施計画は、昭和六十三年度から六十五年までの三か年を計画期間とするもので、この期間における教育・文化行政の具体的方向を示したものです。

その内容は、長期計画の施策の基本、方向の具現化を図るとともに、県政及び県民の新たな要求、国における臨教審の改革提言に基づく国の文教施策の動向、市町村の事業計画等を踏まえ、総合的、体系的かつ効率的、重点的に施策、事業を推進するものであり、一、生涯教育の推進、二、学校教育の充実、三、社会教育の充実、四、文化の振興、五、保健体育・スポーツの振興、六、行政組織と福利厚生の充実の六つの施策の体系から構成されています。

特に1)国際化、情報化教育の推進、2)教員の資質向上、3)教育課程の改善充実、4)七十年国体の開催準備1など時代に応じた施策・事業のほか、施設面では、いわき少年自然の家一仮称)の建設計画、生涯教育センター、県埋蔵文化財センターの設置についての検討などが新たに盛り込まれています。

 

生徒指導資料7発行

「性非行」問題の解決のために

−県教育委員会−

 

近年の情報化の進展や高度な科学技術の進歩等による急激な社会の変化は、子どもたちの生活環境を大きく変容させています。そしてこのことに関する児童生徒におけるいじめ、校内暴力、万引、登校拒否など、非行や問題行動は依然として増加傾向にあり、極めて憂慮すべき社会問題となり、緊急な対応が望まれております。

県教委では、各学校や市町村教委がこれらの問題に適切に対応するため、昨年度は、「いじめ」に関する生徒指導資料を三回発行しましたが、それに続いて本年度は、多様な生徒指導の実態と対策をまとめた左記の生徒指導資料を四回発行いたしました。

〇 五月、「登校拒否」問題解決のために

〇 七月、「万引」問題解決のために

〇十一月、「校内暴力」問題解決のために

○ 二月、「性非行」問題解決のために

各学校においては、全教職員の共通理解を図り、一致協力して生徒指導に当たるために、1)生徒指導協議会で活用する、2)事例研究会で必要部分をコピーして活用する、3)PTAの会合や懇談会で家庭や地域との連携を深める資料として活用するなど、本資料の活用について十分工夫し、有効に活用することによって、生徒指導の充実を期するよう願います。

 

本年度発行された生徒指導資料

本年度発行された生徒指導資料

 

昭和63年度版「教育福島」誌発行のお知らせ

県教育委員会

本誌前月号でもお知らせしましたように県教委では昭和63年度版の教育広報誌「教育福島」を発行します。

その発行、編集方針の概要は左記のとおりです。

1,編集方針

・県教委の重点施策の広報

・いろいろな教育情報の提供

・各教育機関からのお知らせ

2,発行計画

・発行回数 年8回

・発行日 毎月15日

・規格等 B5版,平均52ページグラビア(カラー)付き

・価格 1800円(年間8冊分と別冊)「年間行事予定一覧表」

3,購読希望の申込み

本誌購読を希望される方は、学校等で取りまとめて申込みすることになります。

なお詳細については、4月上旬に購読のご案内と申込み用の散らしを配布いたします。

 

 

 


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