教育福島0132号(1988年(S63)07月)-013page

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ころにサイドラ.インを引かせることにより、叙述に即して読み取っていく態度を養い、さらに、行間へ書き込んだことをもとに話し合わせることにより、理解が深まるようにした。

○ 情景や心情を対比して、表にわかりやすくまとめられるようにした。

場面ごとに、まわりの様子や登場人物の心情を対比させながら、表にまとめさせ、内容が焦点化して理解できるようにしてきた。

○読み取りプリントにまとめ、理解を確かなものにさせた。

ひとり学習で読み調べたことを、読み取りプリントに整理して書かせることにより、自分の考えを明確にし、相互学習の場にも生かせるようにした。

 

話す活動

話し合いに積極的に参加し、自分の考えが相手にわかるように話す。,

 

◎ 話し合い学習は、対話の訓練からという考えのもと、一対一で自由に話し合い、お互いが話し手になったり、聞き手になったりして話し合うことができるように指導した

そして、グループでの話し合い、

全員での話し合いと広めていくよう

にした。

 

(1) 隣どうしの二人組の、話し合いを基本として指導した。○ 話し合い学習の基本である二人組の対話の仕方を指導してきたが、これは、お互いに自分の考えを気軽に話し合ったり、聞き合ったりする活動に役立ったようである。

 

(2) ひとり学習との関連を図りながら、グループの話し合いを授業に位置づけた。

○ グループの考えとしてまとめる過程において、一人一人の考えを出し合うことや、お互いの考えを認め合いながら、よりよいものを求めていこうとする態度を育てるよう配慮した。

○ グループでの話し合いの仕方を指導し、話し合いがスムーズに進められるよう配慮した。

 

登場人物になったつもりで…(「大きなかぶ」より)

登場人物になったつもりで…(「大きなかぶ」より)

 

表3 個に応じた指導のための記録〈第1学年〉 単元名(よみましょう) 題材名(おむすびころりん)

 

 

 

 


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