教育福島0133号(1988年(S63)09月)-036page
特集 3
昭和62年度 公立高等学校(全日制)
卒業者の進路状況
高等学校教育課
昭和六十二年度公立高等学校全日制課程の卒業者の進路状況は、次のとおりである。(昭和六十三年五月一日実施の学校基本調査による。なお六十二年度以前の数値も、すべてその年度に対する学校基本調査によるものである。)
一、概況
卒業者の総数は、男子一万千二百五人、女子一万五百二十八人、計二万千七百三十三人である。
大学等(大学、短期大学、大学、短期大学の別科及び高等学校専攻科をいう)への進学率(就職進学者も含む)は、昭和四十九年度二十七・四パーセントを最高に年々減少傾向を示していたが、六十一年度には二十四・二パーセントと、五十三年度以来最高を示した。
しかし、六十二年度は、二十三・一パーセントと前年度に比して一・一ポイント減少した。
男女別では、前年度に比し進学率は男子二・三ポイント減少し、女子は○・二ポイント増加した。(図1の1)参照)
就職率は、五十年度以降五十七年度を除き、五十九年度まで年々増加していたが、六十年度からは二年連続して減少した。しかし、六十二年度は四十九・九パーセントと前年度に比し○・三ポイント増加した。(図1の2)参照)
図1 大学進学率と就職率の推移(公立全日制)