教育福島0133号(1988年(S63)09月)-045page

3385人が挑戦

−教員採用第一次試験実施−

　

昭和六十四年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験の第一次試験は、七月二十九日午前九時三十分から、福島市内の福島女子高、福島高、福島四中、福大附属小の四会場で行われました。

今回の受験者総数は、前年度より五十二人少ない三千三百八十五人。種別では、小学校千九十五人、中学校千百五十三人、養護教員百三十六人、特殊教育諸学校百四十七人で依然として狭き門となっています。

当日の試験は午前が教職教養と教科の筆記。午後は音楽、体育などの実技試験が実施され、将来の教員をめざして、真剣な表情で取りくんでいました。

第一次試験の結果は、九月下旬までに本人に通知され、十月中に第二次試験(小論文、面接)を実施。最終合格者は、十一月下旬までに本人に通知され、教員採用候補者として名簿に登載されます。

　

実技試験に挑む受験生

　

昭和64年度教員採用試験受験者数

　

学校給食の充実をめざして

−調理コンクール開催−

　

六十三年度の県学校給食調理コンクールが八月十一日内、福島市松川町の県学校給食会で開かれ文部省体育局長賞に田島町立桧沢小学校が選ばれた。

コンクールには県内各教育事務所より選ばれた七チームが参加、自由献立と、課題献立に日ごろの腕を競いました。

このコンクールは学校給食の食事内容の充実向上と調理技術の研さんなどを目的に県教委、県学校給食会等の共催で毎年実施しており、審査の結果各賞が次のとおり決定しました。

◎　文部省体育局長賞(課題)

田島町立桧沢小学校

◎　日本体育・学校健康センター理事長賞(自由)

いわき市立勿来第一小学校

◎　福島県教育委員会教育長賞(総合)

福島市西部学校給食センター

◎　福島県学校給食会会長賞

郡山市立行健小学校

棚倉町学校給食センター

会津若松市立東山小学校

飯舘村学校給食センター

　

日頃の腕を競う(県学校給食会にて)

　

学校統計要覧(63年度版)刊行

　

県教育委員会では、文部省が毎年五月一日現在で実施している。「学校基本調査」のなかから、、学校に関する基本的事項を抽出集録した「学校統計要覧」を刊行しました。

この要覧には、県内の国立・公立・私立の小・中・高校・盲・聾・養護学校・幼稚園・専修学校及び各種学校の学校数、学級数、児童生徒数及び教職員数の基本的事項の現況を収録しているほか、中、高校の卒業後の進路状況大学等の状況についても付表として掲載されており、この一冊に県内全ての学校のデータが集録されております。

なお、この要覧は各学校、教育機関等に配付されておりますので、資料として有効にご活用下さい。