教育福島0133号(1988年(S63)09月)-054page
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教育事務所だより
会津教育事務所
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会津教育事務所
〒965 会津若松市追手町7−5
TEL (0242)−26−1111
管内公立学校等数
幼稚園 35(分園2)
小学校 93(分校11)
中学校 43(分校1)
市立養護学校1
会津教育事務所が一学期に実施した学校訪問は延べ五十二校で、これは今年度訪問予定の五十、六パーセントに当たります。この中には、文部省・県・市町村教育委員会指定研究校をはじめ、小・中教研、県大会会場校、自主研究公開校(七校)等の要請訪問も数多く含まれていて、これらの学校の研究成果が各校に広がりをみせ、管内では活発な教育活動が展開されています。
指導助手と進める楽しい英語の授業
西会津町立中学校・四校
「グッド モーニング エブリィワン」
「グッド モーニング ミス ミランダ」
明るいあいさつから始まるTT方式による授業。教室では、生徒の活発な応答が展開される。自分の意志が英語で発表できた満足そうな顔。
西会津町では、指導助手が町内四つの中学校(新郷中、群岡中、奥川中は月に一週間、西会津中は二週間)を巡回し、英語指導を行うことになって、一年間が経過した。
英語担当教師と指導助手との綿密な事前の打ち合わせによって授業が展開されるので、基本的な流れは、日本人だけの授業とそれ程変わらない。従来の日本人教師だけの授業は、ややもすると教科書を教えることに熱心なあまり、教師の熱意の割には生徒の反応が弱いケースがみられた。
しかし、ミランダさんの手法は、指導内容に即した教材教具の使用・自らその学習場面に合った服装での授業の展開・さらに、ゲーム等の導入による楽しみながらの授業にある。
このミランダ流の授業は、やわらかい雰囲気の中で生徒たちを知らず知らずのうちに学習に引き込み、英語という教科への抵抗も外人との会話というこだわりもなくスムーズに進められる。
このような授業の結果、約六割の生徒が、英語が面白くなったと答え、八割以上の生徒が毎日TT授業を希望し
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くつろいだ雰囲気で授業も楽しく(右がミランダさん)
研究指定校等の紹介
◎文部省指定
・山都町立山都中学校(教育課程)
公開日 十一月二十二日
・会津坂下町立第二中学校(道徳教育)
昭和六十四年度公開
◎県指定
・北会津村立荒舘小学校(体力つくり)
公開日 十月十二日
・磐梯町立磐梯第一小学校(国際交流)
公開日 十一月二日
◎県大会会場校等
・へき地・小規模学校教育研究会
会津若松市立共和小学校・湊中学校(十月二十日)
・視聴覚教育研究大会・小教研視聴覚部会
三島町立宮下小学校・西方中学校
(十月十三・十四日)
・書写・書道教育研究大会
会津坂下町立坂下小学校・第一中学校(十月十八日)
・小教研算数科研究部会
喜多方市立若月小学校(十月十七・十八日)
・小教研家庭科研究部会
会津若松市立謹教小学校(十月二十四・二十五)
・学校図書館研究大会
喜多方市立慶徳幼稚園・熊倉小学校
第一中学校(十月三十一日)
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