教育福島0135号(1988年(S63)11月)-031page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

二十二ページより続く報告してくるなど、歌やことばの学習に対する動機づけが高まってきたようである。

更に、歌詞に有ったことばが出てきた時、児童たちが歌詞カードを、そのことばの理解や想起の手がかりとして使ったり、自分がことばを見つけたことを面白がる様子が観察され、他の教科で学習したことばが別の場面での学習に結びつくことに気づいたようである。

しかし、まだ日常生活、学習場面ともに、理解し使用できる語いや構文は、不足しており、更に多くの活動を通して、児童たちの言語構造の拡充と言語学習に対するかまえの形成を図っていく必要があると考える。そのために、どんな視点からことばを準備し、どんな使用をさせたらよいのか、教師の働きかけとそれに対する児童の反応と学習の状態から探っていく考えである。

 

表2 「おもちゃのちゃちゃちゃ」における活動の実際

 

表2 「おもちゃのちゃちゃちゃ」における活動の実際

表2 「おもちゃのちゃちゃちゃ」における活動の実際

※指導の時間は、1単位10〜15分、5の活動と7の活動は30分程度に延長して実施する。必ず歌う活動と組み合わせて実施。

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。