教育福島0136号(1989年(H01)01月)-020page
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観察力が伸び、施設や設備に対して関心を持って見たり、児童のまわりの人々の仕事やその動作をよくとらえたりできるようになり発表も活発だった。
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写真3 「せんたく」をすごろくにした資料図3 安全を守る人の人形を作って理解を深めた例
図3 安全を守る人の人形を作って理解を深めた例
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(四) 理科
合理的な指導をとおして、身近な事物・事象の特徴を体験的に理解させる指導
直接体験させて学習を進め、児童の主体性を助長できるこの教科の利点を生かし、合科的指導を組んで、効率的に学習を進めようと考えた。
児童は、多方面からの観察の仕方に気づき、未知のものを知る楽しさを味わうようになった。学力テストの結果から、単元の流れを明確にとらえた指導の展開は、知識の定着も図れることがわかった。指導内容をよく反省し、単元の流れを明確にとらえた合科的指導の計画表を自分なりに作成してみた。
表2 合科的指導の計画
1.単元名
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2.教科目標
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3.合科的な指導の目標
輪ゴムののびや太さについて理解し、ロケットの形を工夫して、よく飛ぶおもちゃを作る。また、作って遊ぶなかでゴムの特徴について理解を深める。
4.指導内容の組み立て
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(五) 算数
宿題プリントを活用して、計算力を身につけさせる指導
授業においては、具体的なもので多様な経験・活動をさせ、整数の概念や計算の最も基本的な原理を身に付けさせる。それらを復習させ、定着させるために宿題プリント(図4参照)を作成した。
児童のつまずきが明らかになり、次時の指導に生かすことができ、効果的に進めることができた。
図4 しゅくだいプリント
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(六) 図画工作
課題提示と個別指導を重視して思ったことを十分表現させる指導
表現しようとするものがひらめかない発想の未熟な児童には課題提示の工夫を、表現技能の未熟な児童には表現方法の個別指導をすることで豊かな表現をさせていこうと考えた。
そのために、次の点に努力した。
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