教育福島0137号(1989年(H01)02月)-026page

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て豊かな表現活動に取り組めるよう、発想や構想の段階を重視して指導・援助の仕方を工夫する。

(二) 生徒の造形的な見方・考え方・表し方を大切にして、基礎的・基本的事項が確実に身につくよう、題材ごとの指導内容の精選を図る。

(三) 鑑賞指導に当たっては、表現学習との関連を考慮するとともに、美的、造形的な価値を味わい親しむ態度を育てる指導の工夫をする。

(四) 作品の評価のみに偏ることなく、表現製作の過程を重視する評価を工夫するなど、表現製作への意欲を高める個人差に応じた指導の改善に努める。

 

三 施設設備の設備、活用を図るとともに、美的な項境の構成に努める

 

(一) 施設設備を整備、充実するとともに、用具の扱いなどの安全指導にも配慮し、効果的な活用を工夫する。

(二) 環境の美的な構成と生徒活動との関連を図ったり、生徒が自由に親しみを持って鑑賞したりできるような工夫をする。

 

〈選択〉

 

主体的な学習活動を促し、生徒の個性・能力が伸長されるよう指導計画と指導法の改善に努める。

(一) 生徒の興味・関心・希望等に応じて題材を設定し、学習内容・活動の質的充実を図るとともに、ゆとりある計画への改善に努める。

(二) 生徒の感受性・表現方法の独自性を大切にするとともに、造形活動の喜びを一層深く味わわせる。

 

保健体育

 

運動の合理的な実践を通して運動に親しむ習慣を育てるとともに、運動の楽しさや喜びを味わせ、健康の増進と体力の同上が図れるよう次の点に努力する。

 

一 主体的に学習が展開されるよう指導計画の改善・充実に努める

 

(一) 学校や地域及び生徒の実態を踏まえ、体育の全体計画との有機的な関連を図るとともに、三年間の見通しをもった計画になるよう配慮する。

(二) 生徒の実態に応じた運動種目を精選するとともに、自ら目標を設定し学習できる指導計画を工夫する。

 

二、運動の特性を明らかにし、内容の重点と指導の改善に努める

 

(一) 運動のもつ本質的な楽しさや喜びを味わわせる授業の展開に努める。

(二) 生徒の実態に応じて、運動内容を精選するとともに、継続的な実践を,通して技能の向上に努める。

(三) 自己評価・相互評価を生かすとともに、学習の意欲をもたせるような評価の仕方を工夫する。

 

三 計画的、継続的な指導により、体カの向上に努める

 

(一) 学校の教育活動全体を通じて体育的活動の習慣化を図るよう、全職員の共通理解を得て実践する。

(二) 体力の実態を的確に把握し、一人一人に応じた運動処方を工夫し、計画的、継続的な実践指導に努める。

(三) 体力づくりの意義やトレーニングの方法等を理解させ、進んで運動に取り組むよう指導に努める。

(四) 特別活動における体育、保健・安全、給食指導との連携を密にし、総合的な体力の向上に努める。

(五) 施設や用具の効果的な活用を図り、スポーツに親しむ環境づくりに努める。

 

四 保健学習の充実と事故防止に努める

 

(一) 教材の精選・重点化を図り、組織的・計画的な授業の展開に努める。

(二) 実験・実習を重視するとともに、適切な資料・情報を収集し、教育機器等の活用を図り、魅力ある保健学習が展開できるよう努める。

(三) 施設、用具の定期安全点検の実施と潜在危険箇所の除去を図り、事故の絶無に努める。

 

技術・家庭

 

生活に必要な技術の習慣を通して、自ら進んで工夫、創造する能力及び実践的な態度を育てるため、次の点に努力する。

 

一、地域や学校及び生徒の実態に即した指導計画に改善する

 

(一) 各領域の学習の適時性を明らかにし、三年間を見通した適切な領域を選定するとともに、地域素材の教材化に努める。

(二) 各領域の指導時数を発達段階や指導内容に応じて配当し、内容の精選、重点化を図り、基礎的・基本的事項を確実に身につけさせるようにする。

(三) 調査、試作、実験等の実践活動を中心とした学習が展開できるように工夫する。

 

二 実践を通して学ぶ楽しさや完成の喜を体得させるよう、指導法の改善に努める

 

(一) 生徒が興味、関心をもち、日常生活に活用できるような題材や教具を開発し、生徒の生活経験を生かした

 

 

 


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