教育福島0138号(1989年(H01)04月)-013page
導教員から指導、助言を受けること」としています。本県においてもこのことを踏まえて二年間試行を実施してきましたが、平成元年度も同様の方法で本格実施、試行を実施しています。
(1) 校内における研修
指導教員を中心とした校内研修を週二日、年間少なくとも六十日程度を資料3に示すような指導形態により行っています。
初任者研修の対象教員は、学級担任、教科・科目を担当するとともに、校務分掌を遂行しながら、学級経営、生徒指導等教育活動に必要な職務全体について、指導教員等の指導を受けながら研修をしています。
(2) 校外における研修
週一回、年間少なくとも三十日程度の研修を受けるもので、各教育事務所、市町村教育委員会、学校が実施主体となり、他校・園視察、児童福祉施設視察、ボランティア活動、民間企業視察、各種研究会へ参加して研修します。
(3) 宿泊研修
社会教育施設や教育センターに宿泊して行う研修で四泊五日程度実施します(なお、日数は校外における研修へ算入する)。その内容としては、各種の教育体験、教員相互の交流を中心とし、現下の教育課題等について講師等の講演、講話等を受ける研修です。
(4) 洋上研修
文部省における洋上研修の計画に基づき、初任者研修対象教員の一部が参加して行う研修です。
資料2 平成元年度初任者研修本格実施校及び試行対象教員数等
資料3 校内における研修の指導形態