教育福島0138号(1989年(H01)04月)-021page

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(一)研究目標と研究方法(資料1参照)

(二)研究組織

国際理解教育を推進するために、校内に研究推進委員会を資料2のように組織した。

 

四、研究と実践

 

国際交流を広い概念としてとらえ、その中に国際理解と狭い意味での国際交流があると理解し、国際交流教育を推進してきた。

本校では、国際交流教育の基本は国際理解であるという観点と、本校の置かれている地理的条件から狭い意味での国際交流活動は実施しにくいということなどから、国際理解教育を研究の中、心に据えて実践することとした。その実践の主体は各教科・科目の指導活動が中心である。

さらに狭い意味での国際交流活動についても、地域と連携し、実施可能な限り実践していくことを確認した。

(一) 主として国際理解教育の活動

1、教科指導による国際理解教育

どの教科・科目においても、国際理解にかかわる内容を取り扱うこととした。

(1) 試行授業の実施上の基本原則と留

意点

1)基本方針

ア、校内における公開授業とする。

イ、授業案を作り、事前に配付する。

ウ、実施後は研究会を開く。時間的余裕がない場合は参観者の意見や感想文をまとめる。

エ、試行授業を含む単元が終了した時点で、生徒に感想文を書かせる。

2)授業内容構成上の留意点

国際社会に生きるためには、協力性と協調性との態度化が不可欠であるという観点から、学習指導の方法として次のことを特に留意する。

ア、自主的・主体的であるために、作業、調査、実験、観察等を多くし生徒を動かす授業の工夫をする。

イ、事実認識と課題認識を高めるため、具体的で課題性に富む内容を教材化する。

2) 各教科・科目における国際理解教育の教材化の取り組み

1) 国際理解教育と密接に関連する

 

資料1 国際理解教育の目標と方法

資料2) 研究組織

 

資料2) 研究組織

 

 

 

 


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