教育福島0144号(1990年(H02)01月)-038page
長と親のかかわり」、「子育ては自然流で」をテーマに小・中学生をもつ母親や父親がなごやかに話し合いました。一参加者はおよそ二百四十名)
ウ「ちいさな世界」(テレビ放送)
○乳幼児期における育児やしっけについてのアドバイスや情報をテレビ放送を通して提供し、家庭教育番組として利用を図ります。(放送時間等は別表参照)
出演者(講師陣)は、県内の大学や幼稚園の先生、医師など幼児教育の専門家です。
十月十八日(日)に放送された加藤一夫先生(県立医大助教授)の「発育と病気」に関する視聴者の“番組モニターレポート”からその一部を紹介します。
前半は発育を中心に、運動機能と内臓機能の2つの面から話題が展開していった。運動機能については絵や図などを使い、わかりやすかったと思う。
後半は”病気”を中心に展開していったが、”子どもがかかりやすい病気”を中心に、全体的によく短時間でまとめられていた。
予防接種については受ける時期・年齢などが図や表で示されわかりやすく良かったと思う。アレルギー疾患についても、その原因等が図で示されよくわかった。
川崎病について主症状が4つ程表で示されたが、これは図で示した方が良かったと思います。
私が看護学校時代、川崎病について小児科医の講義を受けましたが、その先生は川崎病の病状を簡単な人物の絵を描いて示しました。
これは、頭に焼きつくというか、ひと目見ただけで”あっ、これが川崎病の特徴か”と理解することができました。そうすればイメージもわくと思うし、インパクトが強いのではないかと思いました。
川崎病に関しては、症状が図で示されなかったことは残念ですが、よくまとまっていて説明もわかりやすく良かったと思います。
県立医大の先生のお話も、小児科の先生であるだけに、目のことを”おめめ”と言ったりとてもやさしい言い方で、見る方も悪い感じはしませんでした。
そして、最後に”お母さんはお
表1 平成元年度「子育てセミナrの開催状況
別表「ちいさな世界」放送時間帯