教育福島0144号(1990年(H02)01月)-040page

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きをつけてねといった

ぼくは

はい いってきますといった

 

おかあちゃんのこえが

ついてきた

がっこうまでついてきた

 

これは、「家庭教育の原点」(上廣栄治著)という本にのっている小学校一先生の男の子の詩です。

 

県教育委員会では、今年度、“心豊かな、たくましい人間”の育成を目標に掲げていくつかの重点施策を実施してきました。家庭教育の充実に関しても「生きがいに満ちた社会教育の推進」を基盤に、より効果的、具体的な成果を願って事業に取り組んでいます。

以下に家庭教育事業推進上の課題や方向付けについて要約し、まとめにしたいと思います。

 

(一) 家庭教育学級の拡充

家庭教育に関する意識の向上をねらいに、明日の親や思春期の子どもをもつ親を対象にした学級の開設促進を図るほか、働く親や父親の学習参加の奨励に努める。

(二)すこやか家庭教育相談事業

県民の多様な学習要求への対応を図ると同時に、学習情報や家庭教育資料の活用促進に努めるほか、学校や保健所など関係機関との連携・協力体制の強化を図る。

(三)家庭教育総合推進事業

家庭や地域の教育力の活生化を図るため、家庭教育関係の指導者の育成と相互派遣及び県しベルでの総合的な相談体制一電話相談を中心に)の整備・拡充を図る。

 

今後とも、県の「家庭教育企画運営委員会」等の各委員の意見を積極的に取り入れながら、各種事業の効果的な運用を図ってまいります。

 

体験を発表し合い理解を深める(指導者研究協議会)

体験を発表し合い理解を深める(指導者研究協議会)

 

表3 平成元年度電話相談実施状況(4月〜10月)

表3 平成元年度電話相談実施状況(4月〜10月)

表3 平成元年度電話相談実施状況(4月〜10月)

 

 

 


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