教育福島0147号(1990年(H02)06月)-023page

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徒会年間行事には当初予定されていなかったが、途中体育祭を「好高祭」に名称を変更して実施することになったものである。

(ア) 「好高祭」実施までの経過(資料3参照)

(イ) 内容

午前 体育的行事(綱引き、長なわとび、リレー、好高ウルトラクイズ)

午後 ステージ発表(各クラス10分以内で、内容は自由とした)

3)体育祭

生徒会役員が中心となり、今年度行われる「体育祭」を成功させるために、HR長会、部長会を開き、体育祭実行委員会を結成した。

生徒会総会において、生徒の自主性を高めるため“言われてやるより自分から”という合言葉を設定し、前年度の「好高祭」の貴重な経験を生かして活動できるようにした。

(ア)実施までの経過 (資料4参照)

 

資料4 体育祭実施までの経過

 

(イ)内容(プログラム)(略)

 

(イ)内容(プログラム)(略)

(ウ)反省

○生徒が自主的に企画から運営まで取り組んだ。前回までのやらせられる側から、やる側にまわり、生き生きとして楽しみ、非常に盛り上がった。

○生徒会役員の活躍が、生徒たちから高く評価された。

○今回から新しい種目を入れて、生徒に関心とやる気を起こさせた。

○アンケートや結果速報は、生徒の評判がよかった。

○係の生徒たちもよく働き、ほとんど全生徒が楽しく活躍した。

(エ)今後の課題

○フォークダンスに盛り上がりが欠けた原因をさぐり、次回には成功させたい。

○就職試験の時期で参加できなかった三年生がおり、開催時期について、再検討の必要がある。

○応援合戦なども得点に含めてはどうか。

3)いわきの町をきれいにする市民総ぐるみ運動への参加

(ア)実施までの経過

(イ)反省

○生徒たちは、思ったよりよく活動した。

○各HR長が分担区の下見をしており、短時間で予想以上に成果があがった。

○多数の生徒が社会に目を向け、役に立つ良い体験をした。

○地域に根ざした学校、開放された学校の意味からも、良い行事であった。

○好間地区の人々が感心して拍手を送ってくれた。

○地域住民との善隣関係が、さらに良くなった。

○PTA役員の方々も、参加協力してくれ、保護者・生徒・教師の一体感を高める一助となった。

(ウ)今後の課題

○実施回数 各学期一回実施はどうか。

○実施時間 二時間は必要であろう

○用具 用具の種類と数量の検討

(エ)生徒の感想 (資料5参照)

 

資料5「いわきの町をきれいにする市民総ぐるみ運動」に参加して

1年1組 吾妻徳子

 

9月1日(金)強い日差しの中、生徒会主催で生徒の通学路を中心にゴミ拾いなどの清掃が実施されました。先生方をはじめ、PTA役員の方々も生徒と一緒にゴミ拾いをしてくださいました。

毎日通っている道でしたが、視点を変えて見てみると空き缶やゴミなどがたくさん落ちているのに気が付きました。約1時間の清掃でしたがゴミ袋の数はたくさんになり、きれいになりました。地域の人々も、そんな私たちにほほえましい眼差を向けてくださり、終了後は感謝の言葉もかけてくださいました。私たちも本当に良いことをしたと嬉しく思いました。

今回は市民総ぐるみ運動として参加したわけですが、日頃から自分で進んでゴミを拾うように心掛ければ、この緑に囲まれた好間町ももっときれいになると思いました。

 

 

 


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