教育福島0150号(1990年(H02)10月)-018page

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二、アンケート調査について

 

今後の講座運営等に役立たせるために、講座の参加者にアンケート用紙を配付し、講座終了時に回収しました。

主要な項目についてのアンケート回答(二百四十一名回答)の集計結果は次のとおりです。(下段の数値は回答者数)

(一) 講座の日程について

1) 宿泊を伴う二日間の日程でよい 一九七

2) 二日間の日程でよいが宿泊は不要である 一〇

3) 一日の日帰りでよい 一四

4)その他 二〇

 

(二) 講座の会場について

(ア)会場数

1) 二か所 一二四

2) 三か所以上 七三

3) 一か所 十六

4) その他 二八

(イ) 会場の設定

1) 同一地域に固定 一〇〇

2) 地域を変えて開催 九四

3) その他 四七

 

(三) 希望する講座内容

1) 健康管理 一八二

2) 退職手当・年金 一六七

3) 資産運用 九四

4) 趣味・娯楽 八五

5) 人生論・哲学 三二

6) 芸術・文化 二十七

7) 時事問題 十五

8) その他 二

 

(複数回答)

 

〈講演に対する感想〉

 

(一) 講演一 基調講演

・ ユニークな話し方で、受講者の関心をうまくとらえた有意義な講演で共感できる点が多くあった。

また、示唆に富むすぐれた講演であったと思う。

・幅広く奥行きのある話で、今後の生き方、心の持ち方について大変貴重な示唆を与えていただいた。

具体的にどうするかは、私達一人ひとりの問題であると思う。

・高齢化社会における六十歳からの生き方について、興味深く聞いた。

自分の人生は、やはり自分で積極的に切り拓いていくことの大切さを痛感した。

・高齢化社会に対応した生き方について、自分の体験や考え方を話されたが、非常に説得力があり感銘を受けた。

退職を前に必要かつ基本的な考え方を持つうえで、ユーモアを交えての講演は大変参考になった。

 

(二) 講演二 健康管理

・ 豊富なスライド資料による「不老長寿の薬」の講演は、有意義であった。

セルフコントロールが食生活の上でも不老長寿につながるのではないかと痛感させられた。

・ 数多くの資料から人体の有機的な関連と食生活について、ユーモアに富んだ話をされ分かりやすかった。

不老長寿は求めるのではなくつくり上げていくべきものであるとはじていきたい。

・ 視覚教材を使っての講演は分かりやすく、健康保持と食生活の関係について具体的に説明がなされたのは大変よかった。

・ 分かりやすい数多くの資料に基づいての講演は、これからの健康管理へのよい指針を示して頂いたように思う。

何といっても健康あっての人生であるので、この講演の話を参考に日々の生活の中で留意していきたいと考えている。

 

(三) 講演三 年金の基礎知識

・ 資料の要点をとらえた効率的な解説であった。

特に、年金額の完全自動物価スライド制には、関心が高く参考になった。

・ 関心を持ちながらも、普段の多忙さの中で忘れていることが多い。

具体的な例を上げての説明で概要を理解することができた。

 

表一 平成二年度ライフサイクルプラン講座日程

 

表一 平成二年度ライフサイクルプラン講座日程

 

 

 


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