教育福島0152号(1991年(H03)01月)-009page

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○ 全体としてレベルが高く、審査に当たって差をつけることにやや困難を感ずる程であった。

 

なお、今後のために、次の指導をいただいた。

〇 一般論を述べるのにスペースをさきすぎ実践部分の論述が弱くなっているものも見られた。

○ 本文と資料との関係を工夫し、論述上大切な部分は資料に譲ることなく資料を見ないでも本文だけで内容の分かる論文の記述を追求されたい。

○ 資料の精選がなされず、直接、本文と関係のない資料まで数多くあげているものも見られたので、精選して最小限にとどめ、見やすい資料を添付するようにする。

○ 実践記録としてはよくやっていることが分かるが研究論文としてのまとめがやや弱いものもあった。

○ 基礎的.基本的事項を教科や領域において押さえるなど概念規定を明確にする他、原稿用紙の使い方ではマス目を有効に使い、字数を少なくしないようにしたい。

 

なお、特選に入賞した論文については、「教育福島」一月号での誌上発表の他、本年度より平成二年度福島県教育研究発表大会〈会場〜福島県教育センター、期日〜二月十九日(火)〉において発表されます。

 

平成2年度福島県公立幼稚園・小・中・養護学校教職員研究論文入賞者

 

☆ 特選

No.種別研究主題学校名・職・氏名
1国語確かな読みの力を育てるための音読・朗読の指導−文学的教材における「表現」と「理解」の関連を通して−小高町立金房小学校教諭 木村恵子
2社会地域社会の発展を願う態度を育成する指導はどうあればよいか−4年社会科「きょうどを開いた人々」の単元における産業面での事例の教材化の試み−福島市立清明小学校教諭 会田智康
3特別活動望ましい生徒会活動をめざす組織と運営のあり方いわき市立平第三中学校(代表)校長 鈴木孝
4学習指導一般学習意欲を高めるために、パソコンをどう活用すればよいか矢吹町立矢吹小学校教諭 佐藤政亮

 

☆ 入選

1国語正しく整った文字を書く力を高める硬毛関連指導はどうあればよいか石川町立石川小学校教諭 真田秀男
2国語言語事項を中心に据えて豊かな言語感覚を育成する指導法に関する研究−理解領域の指導を通して−三春町船引町学校組合立要田小学校教諭 川崎潤
3社会一人一人の個性を生かしながら児童とともに創る社会科の授業実践−地域教材を体験的に学習することを通して−霊山町立掛田小学校教諭 野本勝弘
4社会主体的な追求活動をめざした指導法の工夫−公民的分野における体験的学習の導入−会津坂下町立第二中学校教諭 江川浩
5理科生徒と一人ひとりに自ら学ぶ力を身につけさせるための理科指導の工夫−生徒が作った学習課題を解決していく光合成の指導を通して−岩代町立新殿中学校教諭 鴨原和哉
6図画工作児童一人一人に喜びを味わわせる絵画指導はどうあればよいか−お話の絵「どでかぼ島のたんけん」−会津高田町立永井野小学校教諭 星清智
7特別活動学ぶ力を育てる創意ある教育活動−ゆとりの時間を活用した豊かな生活体験のさせ方−下郷町立旭田小学校教諭 玉川美紀子
8合科子どもが生き生き取り組む学習活動をめざして−生活科を志向した合科的な指導−郡山市立大槻小学校教諭 仲村景子

 

 

 


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