教育福島0152号(1991年(H03)01月)-039page
本県初の単位制課程の開設を決定
〜来春から県立安積第二高校に〜
県後期中等教育審議会の提言を踏まえ、平成三年度開設を目途に検討が進められていた本県初の単位制課程は、県立安積第二高等学校に昼間部普通科一学級・夜間部普通科一学級情報会計科一学級が開設されることとなった。
11年連続金賞、文部大臣奨励賞に輝いた安積女子合唱部
県立安積女子高校合唱部が十一年連続金賞
〜全日本合唱コンクール全国大会で偉業を更新〜
第四十三回全日本合唱コンクール全国大会・高校の部が札幌市で開かれ、今年も安積女子高合唱部が金賞を獲得。同合唱部は昨年は十年連続の金賞を受賞しており、今後の活躍が全国的にも注目の的になっている。
精神薄弱児童生徒の教育機会が拡充
〜会津養護学校が開校、いわき養護学校高等部は来春から〜
通学制精神薄弱養護学校、会津養護学校が開校。平成二年五月十日には、奥山副知事、大内教育長をはじめ、来賓多数の出席のもとに盛大に開校式が挙行された。また、来春から、いわき養護学校に本県の養護学校としては初の高等部を開設するための準備が進められており、精神薄弱児童生徒の教育機会が一段と拡充することとなった。
盛大に挙行された会津養護学校の開校式
青少年教育施設の利用者、延べ二百万人
〜県内三施設の利用者数順調に伸びる〜
郡山少年自然の家(昭和四十七年開所)、会津少年自然の家(昭和五十六年開所)、海浜青年の家(昭和五十年開所)の三つの青少年教育施設の利用者が平成二年七月に延べ二百万人を突破。山や海での青少年や親子による自然体験活動実践の場であるこれらの施設の、今後の活用に一層の弾みがついた。
県立博物館の入館者が百万人を突破
〜開館四年目にして大きな実績〜
県立博物館は、昭和六十一年十月の開館以来、四年(千百八十三日)にして入館者百万人を突破し、十月七日には百万人目の入館者に館長から記念品が贈呈された。十月十八日には、館内で、佐藤知事、松平前知事、高橋館長による記念座談会「福島の文化を語る」や高橋館長による記念講演が行われ、博物館に対する県民の関心が一段と高まった。
県立博物館では100万人達成記念セレモニーが行われた
第五十回国民体育大会の本県開催内定
〜県民の国体ムード高まる〜
平成七年、第五十回国民体育大会の開催内定書が、七月十一日に、(財)日本体育協会長及び文部大臣から(財)福島県体育協会長、福島県知事及び福島県教育委員会に対して交付され、第五十回国体の本県開催が内定した。これを機に、大会のテーマとスローガンの決定、国体開催内定記念中央フェスティバルの開催等が続いて、県民の間での国体ムードが高まりをみせ、それとともに、多くの課題が残る競技力向上については、より積極的な対応が望まれている。