教育福島0154号(1991年(H03)04月)-041page

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(図3)相談者の居住区分

 

(図4)すくすくダイヤル相談内容別延件数

 

(図4)すくすくダイヤル相談内容別延件数

(男女別)

月三十一日まで

 

月三十一日まで

3) 受付日時

・毎週 月〜金の五日間(祝日等は除く)

・午前九時三十分〜午後二時まで

 

三 相談状況

就労婦人への配慮のため、前年度より開設時間を延長したこともあり、相談総件数は、三百二十一件(図1)で前年度比で八十件増加し、一日平均一・五件でした。相談者の内訳は、母親からの相談が七十%を占めており、本人からの相談もふえる傾向にあります(表2)。相談内容については第一位が育児保育、第二位は健康発育、第三位は登校拒否、第四位は対人交遊、第五位はその他(図4の相談項目以外のこと)の順になっています(表4・図4)。電話相談を実施しての問題点は、相談員が声だけの相談内容からどの程度満足いく回答ができるか、相談者の欲求をどう満足させ得るかという点にあります。

 

四 おわりに

家庭や学校での子育て、教育、さらに地域社会における人間関係など、問題が多様化し、親もその不安から抜け出られない状況の中で家庭教育電話相談は家族の会話不足や近隣のコミュニケーションの不足を補う意味において、相談者の心の安定を図り、子育てに対する助言を行う機関として大きな役割を果たしています。どうぞ気軽にご利用ください。

 

(表4) 各時期における相談内容の傾向

対象別件数(%)相談内容の順位
1位2位3位4位5位
乳幼児期120(37)男68
女52
育児保育健康発育対人交遊進路適性その他
小学生期57(18)男38
女19
登校拒否対人交遊性格行動性の問題その他
中学生期49(15)男31
女18
登校拒否対人交遊学業成績非行進路適性
高校生期43(13)男27
女16
学業成績非行性の問題進路適性登校拒否
その他56(17)男16
女40
家庭の人間関係性格行動家庭全般進路適性その他
合計325男180
女145
育児保育健康発育登校拒否対人交遊その他

 

 

 


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