教育福島0159号(1991年(H03)11月)-038page
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にしながら学んでいきたい。また、このような学びの姿を次代に生きる子ども達に伝えていきたい。
○馬上達幸(東邦銀行ピンクパンサーズ監督)
1、学業成績と社会生活
・選手募集で高校回りをして感じたことは、高校の先生方に、学業成績至上主義の考えをもつ先生方が多いように思う。表面的に表れている成績でなく、「やればできる」ということを部員自身が痛感している。
・高校の進路指導について
現場の先生方の進路指導は最終的な教育の仕上がりだと思う。単なる学業成績の順位だけで振り分けていないだろうか。
新入行員には、「実社会は、学業成績ではなく実績主義である。いかに実績を上げるか努力するのがプロである」ことを教えている。
2、やる気と根気
・選手を見ると、選手自身は、やる気がないわけでなく、やる気がないように見えるのである。自己表現が乏しいように思う。
・「関西人のやる気、東北人の根気」と言われるが、実社会では、やる気の方が大切ではないか。
3、プロ意識の醸成
・努力について
努力すれば成果があがる。成果が上がらないのは、努力が足りないからである。
・学校教育に望むこと
学歴、肩書きに頼らず、やる気、自主性があって強く生きる健全な心を持った人間養成が学校教育に必要であると思う。
◇第三回相双地区教育広聴会
期日 平成三年十一月十五日(金)
会場 楢葉町コミュニティーセンター
意見発表
○浅野一(楢葉町立楢葉中学校教諭)
内容 中学校における学力向上策
○柴田玲子(旺文社LL原町第一教室役員)
内容 これからの社会に生きる基本的な能力としての表現力の育成
○根本アリソン(原町市教育委員会英語指導助手)
内容 チャレンジ精神を育むために
○金子晴美(広野町立広野中学校PTA副会長)
内容 子育てを通して自分を知る
○ 菅家邦弘(東邦銀行浪江支店長)
内容 社会の変化に対応できる人間教育
○ 八幡利政(長寿学園学級委員長)
内容 人間性重視に必要な環境づくり
○椎谷節子(相馬市青少年健全育成市民会議家庭教育部長)
内容 地域活動を通して思いやりの心を拡げるために
○佐藤勉(富岡町剣友会会長)
内容 社会体育の活性化
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第3回相双地区教育広聴会
中・高生の国際理解・国際交流論文 科学研究論文 入賞者
県教育委員会は、中学校・高等学校生徒を対象とした国際理解・国際交流論文朝河貫一賞、科学研究論文野口英世賞の入賞者を発表しました(グラビア参照)。
◇国際理解・国際交流論文 朝河貫一賞
−中学校の部−
○最優秀賞
「人間の引いた線」
いわき市立平第三中学校三年 志賀千尋
o優秀賞
「国際交流活動の第一歩」
福島市立信陵中学校三年 山口大二郎
「私なりに国際交流」
桑折町立醸芳中学校三年 宍戸将人
「国際人」であるために
白河市立白河中央中学校三年 星恵子
「言葉と国際交流」
原町市立石神中学校二年 遠藤朱保
「ホームステイを通して思うこと」
浪江町立浪江中学校二年 嶋田厚子
−高等学校の部−
○最優秀賞
「新たな扉を開いて」
若松女子高等学校二年 鈴木寛子
○優秀賞
「これからの国際社会に向けて」
福島女子高等学校一年 伊藤博子
「福島県と国際協力」
福島南高等学校二年 紺野優子
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