教育福島0159号(1991年(H03)11月)-047page
わたしの学校・ぼくらの活動
二つの広場
−いこいの広場・アスレチック広場−
いわき市立中央台北小学校
本校は、いわき市七十一番目の学校として、今春四月一日に開校した新しい学校です。
校地に、いこいの広場、アスレチック広場を持ち、それぞれに、児童に人気の場所となっています。
いこいの広場は、レンガ敷き六百七十六平方メートルの正方形で、周囲に楠の植え込みとベンチがあり、中央にも大きな台とベンチがあります。休み時間や放課後等、いつも児童たちの楽しそうなおしゃべりの姿が見られます。また、学年・学級のさまざまな活動に活用されています。
アスレチック広場は、校庭とはべつに五百六十七平方メートルの広さがあり、丸太で組んだ数種の遊具を備えています。
主に、低・中学年の児童が集まり、時間を忘れて夢中で遊んでいます。知らず知らずのうちに体力向上に大いに役立っています。
−体力づくりにも一役−
木の香かおるランチルーム
いわき市立永井中学校
新設されたランチルーム、側面には、ゴッホやミレーの絵がかざられ、遠くに四季折々の阿武隈の美しい山並みが眺められます。
全校生四十六名が、学年の枠をこえて、こんなすてきなランチルームで一斉会食を楽しんでいます。
当初は、配膳や片づけに時間がかかりました。しかし今は、当番が熱心に活動しますので、みんな気持ち良く会食することができます。
一日のうちで、一番にぎやかな時が、このランチタイム。毎日話に花が咲き、笑いがたえません。一斉会食ならではの楽しいひとときです。
木の香かおるランチルームで、これからも、食事のマナーを学ばせ、偏食解消の指導に努めていきたいと考えています。
−話がはすむ楽しいひととき−
緑に親しみ育てる活動
いわき市立藤原小学校
「ぼくたちは、べごにあのさしきをしました。はながきれいに、さいてきました。ねがないのにふしぎだなとおもいました。」(一年男子)
これは、全校で取り組んでいる一人一鉢栽培活動の感想の一つです。
昨年四月に校舎移転新築以来、『児童と共につくる学校緑化』をテーマに、さまざまな活動を展開しています。今年度は、緑の少年団を結成しました。おそろいの緑の帽子にスカーフの服装で、四・五・六年生は、花だんづくり、いわき市のクリーン作戦への参加、菊づくり、樹木の名札つけ、植樹、親子奉仕作業等の活動をしています。
「きれいにさくように、おねがいしながら、うえました。」(三年男子)
児童の心の芽も校内の緑と共に、大切に育てていきたいと思います。
−緑の少年団結団記念植樹−