教育福島0159号(1991年(H03)11月)-049page

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美術館だより

常設展特集

「日本画にみる人物像」

会期一月十一日(土)〜二十六日(日)会場県立美術館

平成三年度の常設展特集は、当館所蔵の日本画作品のなかから、人物に焦点をあてた作品を選び展示します。

日本画は、明治以前の伝統をふまえつつ、近代化への努力がなされてきましたが、今回の展示でも、そうした流れの一端がわかるようになっています。伝統的な画題からは、釈迦の出家の場面を描いた勝田蕉琴の「出城釈迦図」や、太田秋民の「唐美人図」など。また、近代日本画の特徴のひとつである風俗画からは、平福百穂の「赤茄子と芋」や、小茂田青樹の「農婦」、坂内青嵐の「運動会之図」など。現代の日本画からは、大山忠作の「母子像」、上野泰郎の「人間讃美」などを展示します。

観覧料

一般・大学生二五〇円(二〇〇円)

高校生一五〇円(一二〇円)

小・中学生一〇〇円(八○円)

*( )内は20名以上の団体料金*

休館日

毎週月躍日・一月十六日(木)

木下巻「機織」1934年

木下巻「機織」1934年

小荒田青樹「農婦」1914年頃

小荒田青樹「農婦」1914年頃

「美術館への年賀状」作品募集

県立美術館では、県内の小・中学生から版画・はり絵・イラストなど手作りの楽しい年賀状を募集します。

年末に通常の年賀状を出す時と同じ要領で美術館宛に送って下さい。

お送りいただいた作品は一月に「美術館への年賀状コーナー」に展示します。子どもたちの多彩な表現と豊かな感性をお楽しみ下さい。

主催=福島県立美術館

展示期間=平成四年一月九日(木)〜三十一日(金)(観覧無料)

作品内容=県内の小・中学生がハガキを利用して、年賀状のために本人が制作したもの一点とする。表現技法は自由。

送り方=ハガキの差し出し人の所に住所・氏名・学年を記入。

受付〆切=平成四年一月五日までに届いたものを展示します。※賞の授与等の顕彰は行いません。

送り先

〒960

福島市森合字西春山一番地福島県立美術館 年賀状係


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