教育福島0160号(1992年(H04)01月)-009page

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童生徒の実態や、学校、地域の実情等をよく踏まえている。

○ 今日的課題の「基礎・基本の定着」や「個性の重視」等を取り入れた創意に富んだ研究が多かった。

○ 共同研究をされた学校にあっては、全職員の共通理解のもとに研究が進められ、まとめ方もすばらしい。

 

なお、次の各点について努力してほしいという指導もいただきました。

○ 論文全体がやや抽象的で、形式的なことばの羅列が多い。もう少し自分のことば(生のことば)で表現してほしい。

○ 資料は、本文と関連のある必要なものに精選し、見やすい工夫をすることが大切である。

○ 説得力のある評価の仕方を工夫したい。児童生徒の感想文や自己評価、教師自身の観察等の評価だけでは説得力が弱い。児童生徒の変容をとらえた説得力のある客観的な評価の在り方を工夫してほしい。

○ ワープロによる誤字、脱字、表記上の誤りが見られた。また、原稿用紙の使い方の誤りもあった。

○ 授業の充実は生徒指導上大切なことである。中学校の先生方の応募が増えることを期待したい。

 

平成3年度福島県公立幼稚園・小・中・養護学校教職員研究論文入賞者

 

☆ 特選

No.種別研究主題学校名・職・氏名
1学習指導一般いきいきと児童が取り組む学習の展開を目指して−道徳性を高め、思いやりの心を育てる指導−郡山市立芳山小学校(代表)校長 宗像敏郎
2学級経営生徒が生き生きと活動する学級経営の工夫−学級通信活動を生かした学級経営の試み−郡山市立湖南中学校教諭 志村充代
3理科一人一人が自らの課題を意識しながら主体的に観察・実験に取り組む授業川俣町立福沢小学校教諭 先崎信雄
4図画工作造形表現における創造活動の基礎的表現能力の育成に関する研究
−右脳の意図的訓練をとおして−
下郷町立江川小学校教諭 馬場泰

 

☆ 入 選

No.種別研究主題学校名・職・氏名
1国語児童一人一人に基本的な作文の技能を身につけさせ、文章表現力を伸ばす指導福島市立蓬莱東小学校教諭 遠藤嘉人
2国語正しく豊かな文章表現力を育てる指導郡山市立月形小学校(代表)校長 渡辺捷司
3社会社会事象に対する関心を高め、主体的にかかわろうとする態度を育む社会科の指導はどうあればよいか。−公民的分野における“適切な課題を設けて行う学習”の実践を通して−白沢村立白沢中学校教諭 渡辺健順
4社会基礎的・基本的内容の定着を図りながら児童一人一人の個性を生かし、伸ばす社会科学習指導の工夫会津若松市立門田小学校教諭 関本良
5算数自ら解決する力を育てるための指導相馬市立飯豊小学校教諭 島和宏
6理科生徒一人ひとりに主体的に学習に取り組ませるための指導と評価いわき市立玉川中学校教諭 藁谷保
7道徳価値に対する心の変化の自覚を大切にした道徳の時間の指導−比較視点による価値観の吟味・検討を通して−坂下町立坂下小学校教諭 新井田庄次
8国際理解国際理解教育の推進に伴う教師の研修と校長の指導性郡山市立高瀬小学校教諭 野村裕子

 

 

 


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