教育福島0160号(1992年(H04)01月)-040page
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第四十六回国民体育大会で少年の部健闘
〜やり投げで土屋君が優勝〜
第四十六回国民体育大会(石川国体)は、十月十七日の秋季大会最終日をもって全日程を終了したが、本県では、土屋忠之君(会津高校)が少年男子やり投げで優勝したのをはじめ、団体競技では、剣道少年男子が三位、ハンドボール少年女子、アーチェリー少年男子がそれぞれ四位に入賞するなど、少年の部で二十九位と健闘した。
さらに、高橋邦子教諭(緑が丘高校)が成年女子二部三千メートルで優勝した。
国体の冬・夏・秋通算成績では、天皇杯で四十一位となった。
各種審議会発足
〜福島県学校教育審議会
福島県生涯学習審議会〜
学校教育審議会は、後期中等教育に限らず広く学校教育全般にわたって審議し得る体制として発足した。「福島県長期教育計画」(仮称)に関して審議するとともに、生徒減少期における高校教育の在り方について審議し、平成五年を目途に答申する。
生涯学習審議会は、県の生涯学習に関する指針並びに地域の生涯学習振興基本構想など生涯学習施策の総合的な推進に関する重要事項を調査審議するもので、東北では最初に設置された。
昭和村「からむし(苧麻)生産・苧引き」
〜県内初めて選定保存技術に〜
六月二十一日付で県立博物館所有の県指定重要文化財「絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図」が国の指定を受けたのに引き続き、十一月十六日付で「からむし(苧麻)生産・苧引き」の技術が国の選定保存技術に、「昭和村からむし生産技術保存協会」がその保存団体としてそれぞれ県内初めて選定及び認定された。
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苧引き
生徒・教職員の国際交流活発化
〜中国地方教育行政官、欧州中学・高校教員等多数来日〜
中国・地方教育行政官研修員の一行が十月に来県して産業教育の現状について視察、次いで十一月には、欧州の中学・高校教員等が本県の教育事情視察を行った。また同じく十一月、本県教職員十七名が(財)日韓文化交流基金の事業により韓国を訪問し、ホームステイを行いながら韓国の教育事情を視察するなど、国際化時代にふさわしく、国際交流が盛んに行われた。
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中国地方教育行政官福島農蚕高校視察
教育関係全国大会開催
〜むし歯・へき地〜
学校歯科保健研究協議会及びむし歯予防推進指定校協議会は九月十八日から二十日まで県文化センターと福島市立笹谷小学校を会場に、全国から、学校歯科保健関係者、学校歯科医等、約千百人が参加して開催され、授業公開、実践報告、研究協議などが行われた。また、第四十回全国へき地教育研究大会福島大会は十月十六日から三日間、郡山市で全体会、県内八会場で研究公開を行い、へき地、小規模、複式学級の特色を生かした教育実践が報告された。
四十七都道府県の代表千七百二十八名が参加した。
毎日誰でも気軽にご相談を
〜「ふれあい教育相談」開設〜
今年度から管内教育相談の愛称を「ふれあい教育相談」とし、県内各地から月曜日〜金曜日までいつでも電話相談を受けられるようにした。その結果、相談件数が増加し、内容も登校拒否をはじめ多様化、複雑化し、社会の変化や時代の反映に基づく相談が多くなった。
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