教育福島0160号(1992年(H04)01月)-042page

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生涯学習インフォメーション

「ちいさな世界」と幼児教育

−社会教育課−

 

一 はじめに

家庭は、子どもにとって、生涯における最初の学習の場であり、生きる能力や意欲が培われる重要な場です。しかし、今日の急激な社会・経済の発展は、家庭にも大きな変化をもたらし、都市化の進展は、家族と地域の人々との結びつきを稀薄化させております。このような中で、子育てに関する適切な情報や援助が十分得られず、不安や悩みを持つ親たちが増えております。

県教育委員会では、家庭教育に関する本年度のテーマを「家庭と地域の教育機能」とし、その向上を目指した事業「のびゆく福島っ子」家庭教育充実事業を実施してまいりました。

なかでも、思春期に問題を起こす子どもたちは、幼児期にその根を持っていることが多いと言われていることから、特に幼児期の子育てに力を入れ、その一つとして幼児教育番組「ちいさな世界」のテレビ放送を実施しております。

以下、この事業について紹介します。

二 テレビ放送「ちいさな世界」

(一) 目 的

幼児期における育児やしつけについてのアドバイスや情報の提供をテレビ放送を通して行い、家庭教育の充実を図る。

(二) 放送局・放送本数及び日時

1) 放送局 福島テレビ株式会社(FTV)

2) 本数  二十六本

3) 放送日

平成三年十月六日を第一回

平成四年三月二十九日を最終回とする。

4) 放送時間

毎週日曜日 午前十一時三十分〜十一時四十五分

(三) 番組の制作

1) 内容

内容については、企画推進委員会の検討に加え、福島テレビと県教育庁社会教育課で協議の上決定する。

2) 企画上の留意点

ア 幼児の正しい育児やしつけ

親と子の健全なふれあいが学べるように配慮する。

イ 番組は六つの柱で構成

・「家庭の教育力」

 

 

 

 

 


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