教育福島0160号(1992年(H04)01月)-046page

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教育事務所だより

相双教育事務所

 

〒975原町市錦町1丁目30番地

TEL(0244)22-5111(代)

 

相双地区教育広聴会

 

相双地区教育広聴会

 

豊かな心を持ち、たくましく生きる人間を育成するため、子供たちにどのような体験活動をさせるかが大きな課題になってきています。

豊かな体験活動をめざして、個性あふれる教育活動を展開している幼稚園、小・中学校、教育委員会を紹介します。

 

日々向上をめざして

新地町教育委員会

わが新地町では、青少年健全育成町民会議を核として、青少年の健全育成のために、様々な活動を行っています。

町民会議には、三つの支部があり、それぞれの地域に根ざした活動をすすめています。主な内容としては、親子会の育成を図ること、健全育成についての家庭への啓蒙、防犯協会とタイアップして行うふれあい広場における昔の遊具作りやゲーム、昔話、防犯に関する講話、さらに環境美化運動、映画会などがあり、大きな成果をあげています。

また、町民全体の行事として、町民会議を毎年一回開催していますが、その中では、特に小・中・高校生による意見発表会が大変好評を博しています。

この他に、スポーツ少年団やボーイスカウトの活動も盛んに行われています。

スポーツ少年団には、野球・バレーボール・サッカー・柔道・剣道・空手などのクラブがあり、あわせて約三〇〇名の団員がいます。

特に野球は、東京都墨田区少年野球部との交流をはじめ、県内外のチームとの交流試合が盛んで、各種の大会で好成績をあげています。中でも新地小ブルーハリケーンは全国大会に三度も出場し、その活躍ぶりに町民の関心が寄せられています。

少年団による活動は、スポーツを通して健全な精神を育てるとともに、社会奉仕の精神など、郷土を愛し、明日の社会を担う能力や態度を養うために、本町が特に力を入れているものです。

 

県大会優勝だ!

 

県大会優勝だ!

 

心豊かな子供の育成を願って

双葉町立双葉北幼稚園

「おはようございます」と丁寧に頭をさげる子、「先生おはよ!」と言って、出迎えた先生の一人一人にだきつく子、「先生これ」と束ねた野草を差し出す子、正門をくぐり登園してくる園児たちのはしゃいだ声がモダンな園舎にこだまし、今日もまた楽園生活がはじまります。

オープンスペースを存分に生かした保育室や、広い園庭の黄味を帯びた芝生の上で、人形や木の実、枯れ葉を使ってのままごと遊び、牛乳パックや広告紙等を巧みに用いてのヒーローごっこ。そして、少年サッカーに興じ、快い汗をふきながらの楽しい会話につい笑顔がほころびます。

小動物の飼育、草花の世話、野菜の栽培を通して、他人への思いやりやいたわりの心が芽生え、自然や事

 

 

 


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