教育福島0160号(1992年(H04)01月)-047page

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物に一層興味関心を示すようになりました。

年少組のりんご狩り、年長組の電車利用による動物園見学等、園外での園児が何気なく発する一語にも、直接体験の意味の大きさとすばらしさを教えられております。

この恵まれた自然と広い敷地を活用し、園児が情熱を燃やして主体的にかかわれる環境づくりに取り組み心豊かな園児の育成に努めていきたいと思います。

 

みんな仲間にはいって!

 

みんな仲間にはいって!

 

多目的スペースを活用して

広野町立広野小学校

 

本校は、二十一世紀に生きる児童の育成をめざし、多様化する教育方法に対応できる学校施設として昭和六十一年度に現在地に新築移転しました。校舎から太平洋が一望でき、みかんが実る恵まれた環境にあります。

学習指導においては、個に応じた指導を進めるために、多様な学習活動の展開を工夫しています。その中核をなすものは、課題選択学習であり、児童が自ら求める自学能力の育成により、一人一人の学習意欲の向上につなげたいと願っています。そのためには、教師協業による指導体制を確立し、児童個々の能力・適性に対応できる学習材(学習パッケージ・学習の手引き)を開発していくことが、本校の重要な課題になっています。

管内で一校という、廊下拡張型多目的スペースを持つ学校として、研修の場の確保に悩みはありますが、協力指導による職員間の連帯意識は堅く、全職員一丸となって研修に取り組んでいます。

本年度は、生活科の実施へ向けて、豊かな多目的空間を生かした、効果的な授業の推進に努めており、児童一人一人は、体験的な活動をとおして意欲的に学習を展開しています。

 

楽しい秋まつりにしよう!

 

楽しい秋まつりにしよう!

 

武道の精神を生かして

相馬市立中村第二中学校

 

本校は、平成二年度より三年間、武道指導推進校として文部省の指定を受け、「武道の精神を生かした健康でたくましい生徒の育成」というテーマで研究を進めています。

「格技」から「武道」に改められた新学習指導要領の趣旨を踏まえ、生徒の実態と教師や保護者の願いを生かし、全教育活動の中で取り組んでいます。

教科体育においては、男女共に柔道を履習し、礼節を重んじることをはじめ、基本的な学習訓練の徹底、生徒指導の機能を生かした指導、学習カードを使っての自己評価・相互評価などを通して、自他を尊重し、共に高め合う武道の精神の育成に取り組んでいます。さらに、体育科以外の教科や学校行事においても、武道の精神を生かした指導内容を取り入れています。

去る十一月一日には、これまでの研究の一端を発表しましたが、武道への関心と意欲が高まり、生徒の生活行動が改善されるなど、その成果は着実にあがっております。しかし、残された課題も多く、来年度十月末予定の公開発表会に向け、全職員鋭意研究と実践に取り組んでいきたいと思います。

 

できた…!

 

できた…!

 

 

 


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