教育福島0165号(1992年(H04)09月)-013page
して自己実現が図れるようにする。また、進路をめぐり、情緒が不安定になり易い時期でもあるので、実態に即した指導を進めるようにする。
一学年は、題材「働く人たちの仕事と考え」、二学年は、題材「職業と産業」、「さまざまな勉学の道」、三学年は、「自分についてのまとめ」「第三学期を迎えて」について授業を試み、各学年の段階に即した指導計画と指導法の有効性と問題点を検討した。また、事前指導および事後指導の内容についても検討を進めた。生徒の活動を重視した授業を意図的に展開するため、指導過程においては、「始めの活動」「活動の展開」「活動の整理」の各段階を設けた。
(2) 平成三年度
一年次の成果を生かし、授業の構成については生徒個々の学び方や、活動の進め方の観点から追究した。
一学期に、一学年は題材「学級生活を反省しよう」、二学年は「働くことの目的と意義」、三学年は「将来の生き方を考える」について授業を試み、研究の視点〔1〕〔2〕〔3〕それぞれのア〜ウを意図的に設定していくことにした。指導案においても、「本年度の現職教育研究主題、副主題との関連」
進路学習における話し合い活動
資料5 平成3年度学級活動月別年間題材配当表