教育福島0166号(1992年(H04)10月)-021page
“遊び体験”楽しさいっぱい −県南教育事務所−
県南管内十三市町村のうち、二町村の一回めの状況の一端を紹介します。
○『棚倉町』
町の教育委員会の企画のもと、棚倉小学校でのレクリエーション活動、ルネサンス棚倉の施設を活用した活動が行われました。そして、「物語りのある町づくり」の活動と合わせて、八溝山登山も行われました。
棚倉小には、幼稚園児、小学生が約八十名ほど集まり、父兄や幼稚園、小学校の先生方のボランティアが多数あり、子どもたちも楽しく活動していました。
棚倉小でのレク
ルネサンス棚倉.乗馬
〇『大信村』
大信村は、県生涯学習課の学校週5日制対応支援事業の指定を受け、次の二つの事業を中心に豊かな体験をさせようとしています。
「少年少女サークル活動」
児童の参加希望をとり、実践者協議会を結成して企画し、今後も計画的に実践していくことになっています。
「ジョイフルサタデープラン」
児童の活動を父兄がバックアップし、親子参加の形で実施され、今後も計画的に実践していきます。
今回は期せずして、両事業とも、魚とりを中心に実施した。竹串を作り、とった魚を塩焼にきして食べました。
塩焼きに舌鼓を打つ子どもたち
生き生きフレシュふれあいデー −いわき教育事務所−
『なんでも体験隊』
いわき市立中央公民館では、三十一名の児童を対象に「なんでも体験隊」を組織しました。これは、県教育委員会の「ぼくらがつくるジョイフルサタデープラン事業」に基づき、子どもが主体となって企画・運営をするもので、初日は、開講式に続いて自己紹介や班長、副班長の選出を行い、さっそく班旗づくりに取りかかりました。その後、三班に分かれた子ども達は、出来上がった班旗をかざして、文化センター探険ゲームに興じていました。今後は、二月の閉講式まで野外活動を中心に活動予定です。
また、同公民館ではもう一つの「ジュニアとうげいサークル」も開かれ、二十六名の子ども達が皿や茶碗等、世界でたった一つのオリジナル作品作りに挑戦していました。
みんなで班旗づくり
『なかよし五人組』
N小三年のなかよし五人組は、近くの公園へ遊びに出かけました。今日の日を楽しみにして、前からあれこれと相談して計画を立てたとのことでした。
弁当やおやつを詰めたりリュックを背に、手に手にドッヂボールやバットを持って歩いて行く姿は、実に生き生きしていました。
手に手に遊び道具を持って