教育福島0166号(1992年(H04)10月)-022page
楽しい催しがいっぱい−相双教育事務所−
さわやかな快晴のもと、各地域で種々の催しが行われました。
『週五日制を迎えた原町市』
原町市ひがし公民館では、親子陶芸教室、折り紙教室、お年寄りとのふれあいゲートボールが実施され、中でも陶芸教室には四十名が参加し目を輝かせて取り組んでいました。
また、原町サンライフでは、原町一小、原町二小のPTA教養委員会主催の親子読書実演会が午前(下学年)、午後(上学年)にわたって実施され、約八百名が参加した。
更に、大甕公民館では、ミニわらぞうり作り、教育委員会文化課では市の民俗資料館を開放するなど、楽しい催しがいっぱいの一日でした。
熱心に取り組む親子陶芸教室
『ぼくらがつくるジョイフルサタデープラン〜楢葉町』
楢葉町は、「地域少年少女サークル活動促進事業」と「ぼくらがつくるジョイフルサタデープラン」の二つの事業のモデル地区として、町の少年剣道団と下小塙地区のひかり子供会が中心となり活動しました。
少年剣道団は、武道館内の清掃をしたあと、稽古により快い汗を流しました。また、ひかり子供会では、子供の自主的な参加のもとに、自分たちの計画で、親子卓球大会などのレクリエーションを楽しみました。これからも「子供に自由な時間と豊かな体験を」というテーマのもとに、フレッシュな休日の過ごし方を。子供主体の活動で進めていく予定でいます。
卓球に興じる子どもたち
さわやかな秋日和に恵まれて −南会津教育事務所−
『青少年の主張大会』
伊南村では県の学校週五日制対応事業である「地域少年少女サークル活動促進事業」「ぼくらがつくるジョイフル・サタデープラン事業」の委託を受けました。
その一環として、九月十二日に、小中学生、高校生による伊南村青少年の主張大会を開催しました。伊南小・中学校、南会津高等学校の協力により、小学五・六年生四名、中学生三名、高校生二名の主張発表となりました。審査の結果、最優秀賞一名、優秀賞三名、奨励賞四名が選ばれました。
なお、主張発表終了後、映画会も行われ、小中学生を中心に百二十名余りの参加者があり、盛会となりました。
『世代間交流ゲートボール大会』
下郷町では、世代間の交流を深め、新しい時代の青少年健全育成に資する地域活動として、第一回青少年健全育成世代間ゲートボール大会が、旭田小学校のグラウンドで行われました。
青少年(小中学生)と一般成人(高齢者含む)で編成された二十二チームが参加しました。
予選リーグを勝ち抜いた十一チームで決勝トーナメントが行われ、上位三チームに、賞状、楯、メダルが授与されました。
新しい発想を生かした創意ある地域活動としての初めての試みでしたが、さわやかな秋日和に恵まれ、和やかな交流が図られた一日でした。