教育福島0168号(1993年(H05)01月)-009page

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○ 前年度と比較して、資料が大変精選され、それが論文全体として質の高まりにもつながっていた。

○ 研究の手順をよく踏まえ、論理的にまとめている論文が多かった。

○ 客観的で実践的なデータを載せているので、説得力があった。

また、児童生徒の変容をよくとらえてまとめられていた。

○ 実践内容、意図、対象等が大変良かった。

○ どの論文も甲乙つけがたいほどすばらしかった。

● 結論を導き出す筋道をもう少し明確にするとわかりやすい。

● 先行研究の活用が不足している論文があったのは残念である。

自分の研究は、これまでに発表された研究と、どこが、どのように違うのか、『これこそ自分なりの研究だ』と言える研究(まとめ方)でありたい。

● 文献の引用をきちんとさせ、論文の中に明示するようにしたい。

● 資料をこまごまと見なくてもわかるようなまとめ方の工夫がほしい。

● 中学校においては、"授業の充実"が生徒指導の改善の基礎にもなるので、積極的に研究に取り組み、進んで応募してほしい。

 

平成4年度福島県公立幼稚園・小・中・盲・聾・養護学校教職員研究論文入賞者

 

☆ 特選

No.種別研究主題学校名・職・氏名
1学習指導一般学び育つ授業の探究-新しい学力観に立って−郡山市立金透小学校(代表)校長大河内宏通
2国語言語事項を中心に据えて豊かな言語感覚を育成する指導法に関する研究
−新しい学力観に立った学習活動の展開−
平田村立蓬田小学校教諭川崎潤
3体育めあてを持ち、進んで体力つくりに取り組む児童の育成
−体操領域:なわを使う運動の教材化と評価の工夫の試みを通して−
川俣町立川俣南小学校教諭福士寛樹
4道徳自ら考え、判断し、行動する力を育てる道徳教育
−学級における指導計画に基づく学級経営を通して−
磐梯町立磐梯中学校教諭滝沢玲子

 

☆ 入選

No.種別研究主題学校名・職・氏名
1社会身近な教材をもとに社会的事象を追究する意欲を高め、理解を深めさせる実践の試み・2)川俣町立川俣中学校教諭斎藤吉成
2社会歴史学習を通して、郷土を見つめる目を育てる指導郡山市立片平小学校教諭高野祥司
3算数個に応じた学習指導法の工夫会津坂下町立片門小学校教諭石本浩一
4算数主体的な取り組みを促し、授業改善に役立つ評価はどうあればよいか
−算数科の問題解決学習を通して−
霊山町立掛田小学校教諭野木勝弘
5算数一人ひとりを生かす学習指導法の研究
−個のつまずきに応じた指導法の研究−
いわき市立赤井小学校教諭青木信夫
6図画工作地域の伝統造形と鑑賞教育
−眺めるだけの花火から文化としての花火ヘ−
福島市立鎌田小学校教諭佐藤昌彦
7体育主体的に課題を把握し、ハードル走の技能向上を目指す指導法の工夫
−学習ノートとVTRの活用を通して−
檜枝岐村立檜枝岐中学校教諭樋口亨
8幼稚園幼稚園における心身障害児の適切な指導のあり方棚倉町立近津幼稚園教頭陣野洋子

 

 

 


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