教育福島0168号(1993年(H05)01月)-037page
お知らせのページ
福島県教育委員会
県教育委員長に小口潔子氏
職務代理者は初瀬行雄委員
新教育委員長の小口潔子氏
県教育委員会は十月十五日(木)、午後二時三〇分より県庁の教育委員室で十月の定例教育委員会を開き、阿部乙之教育委員長の任期満了に伴う後任委員長の選挙と委員長職務代理者の指定を行い、新しい委員長に小口潔子氏(五十歳=郡山市)、委員長職務代理者に初瀬行雄氏(六十七歳=郡山市)が決まりました。
新教育委員長の小口潔子氏は、東京都出身で、現在は郡山市熱海町で旅館を経営しておられます。県教育委員には平成二年に就任され、平成三年からは委員長職務代理者として活躍されました。
なお、委員長の任期は平成四年十月十九日から平成五年十月十八日までです。
鳴瀬教育委員がご退任
後任には二瓶義春氏
昭和五十九年以来、二期八年にわたって本県教育委員を務められた鳴瀬寛爾氏が十月十八日の任期満了に伴って退任されました。鳴瀬氏はこの間、委員長に二度二年間歴任し、本県教育の振興に大きな業績を残され、去年の七月には地方教育行政功労者として文部大臣表彰をお受けになりました。
退任される鳴瀬寛爾氏
新教育委員の二瓶義春氏
鳴瀬氏の後任には、二瓶義春氏が十月十九日付けで就任しました。二瓶氏は会津坂下町出身で地元坂下町で石油販売会社を経営しておられます。佐藤栄佐久県知事から辞令の交付を受けた二瓶氏は、今後の抱負を「地域を愛し、故郷を誇れるような教育、人づくりのお役に立ちたい。」と語っておられます。
なお、県教育委員の方々は次のとおり。
委員長 小口潔子
委員(委員長職務代理者) 初瀬行雄
委員 二瓶義春 大和郭二 阿部乙之
「いわき光洋高校(仮称)」
"名付け親"の沼田君表彰
来年四月に開校する全国初の全日制単位制高校の名付け親となった沼田光敏君(県立好間高校二年生)への表彰式が十二月二十五日、県庁の教育長室で行われました。
校名は、小中学生、高校生、一般から計四百七十六点の応募の中から
1)明るくのびのびとしていること、2)自主性を尊び、自由かっ達であること、3)平易で親しみやすいこと、などを基準に、定例教育委員会で選定されました。
表彰式では、渡辺忠男県教育長から「いい名前を付けてくれてありがとう」と感謝の言葉が沼田君へおくられました。
渡辺教育長から、表彰状を受ける沼田君