教育福島0171号(1993年(H05)06月)-020page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

○ 連合体育祭

 

○ 連合体育祭

連合制による体育祭で、三年生を連合隊長に選び、互いに親睦を深め、協力し合って有意義な一日を過ごした。鉢巻きの色で連合を分けた。

 

連合制は、学年の枠を越えて互いを理解し、友情や信頼を育むことを目指して生まれたものである。一年一組、二年一組、三年一組を縦割りに一つにまとめて組織し、一組連合とした。二組連合、三組連合、四組連合も同様である。

〈学級活動班〉

(1)実践目標

ホームルーム活動の充実を図る。

(2)実践内容

1) ホームルーム活動の事前準備の工夫

ホームルーム運営委員を中心に『LHR準備カード』を活用することによって、準備に一層力を入れ、魅力あるホームルーム活動を実施することができた。

2) 『LHR活動反省カード』の作成と活用

カードに各自がホームルーム活動の反省と評価を記入することによって、生徒一人一人の参加意識の高揚を図ることができた。

〈保健指導班〉

(1)実践目標

健康相談の充実を図る。

(2)実践内容

1) 『保健室利用個人カード』の作成と活用

クラスごとにファイルを作成。

名簿に利用年月日を記入し、どの生徒がいつ何回利用したかを明記し、また保健基礎調査の結果(神経精神系の訴え)も一覧できるようにしている。

2) 『健康相談カード』の作成と活用

従来のものを工夫改善し、記録の整備に努めた。特に保健指導及び保健管理を継続的に必要とする生徒に使用している。

3) 各学年定例会の実施

月一回とし、一学年は第二週、二学年は第三週、三学年は第四週を目安に実施している。保健室からは、月ごとの利用回数や訴えの内容、また来室時間等に問題がある生徒等について様子を伝えるとともに、各担任からは学習状況や家庭環境、友人関係などの情報を得るなどして生徒理解を一層深めるよう連携を図っている。

〈生活指導班〉

(1)実践目標

1) 学校生活への適応と生徒理解のための工夫改善を図る

2) 基本的生活習慣の育成を図る

3) 地域社会との連携を図る

(2)実践内容

1)面接週間

学期一回、担任による個別面接を十日間実施している。

2) 保護者懇談会

年二回、通信箋の手渡しを兼ねて担任と保護者の個別懇談を実施し、学校・家庭間の連携を図っている。

3) 登校拒否(不登校)生に対する指導

最近では学校生活になじめず不適応症状を起こし、やむなく学校を去っていく生徒がみられるようになってきた。このような状況の中で、直接的な指導の立場にある担任が一人でその対応や解決に苦慮しているケースは少なくない。

そこで本校では、このような生徒に対して学校全体の問題としてとらえ、プロジェクトチーム(HR担任、生徒指導部長、教育相談係、養護教員、関係職員等)を編成し、生徒理解について教師一人一人の個性や特性を生かしながら、個々の問題解決に当たっている。

4) 生徒理解のための研修会

○研修会1

講演「青春をさわやかに生きるために」

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。