教育福島0171号(1993年(H05)06月)-043page

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「一歩進んだ上少祭り」をめざして

舘岩村立上郷小学校

 

上郷小学校は、平成四年度に創立三十周年を迎えました。これを機会に本校では、児童の活動を中心とした地域ぐるみの「上小祭り」を計画し、実施しました。

一、 祭りの計画と進行(六年・職員)

二、 収穫祭用もち米作り(五年)

三、 おみこし作り(一、二、三年)

四、 鼓笛パレード(四、五、六年)

五、 上小の昔、今、未来(全学年)

六、バザーの世話(六年PTA)

七、収穫祭の世話(五年PTA)

八、記念文集の発行(PTA教養)

九、ギネス大会(全員参加)

十、後片付け(全員)

年間を通して、一つの目標に向かって、児童・保護者・職員・地域の人たちみんなが取り組み、成し遂げた喜びは、「来年もやろう」という合言葉になってあらわれました。本年は、「一歩進んだ上小祭り」をめざしてがんばっています。

 

「上小祭り」村内ねり歩き

 

「上小祭り」村内ねり歩き

 

地域との結びつきを深める体験的活動

只見町立朝日小学校

 

教育目標のひとつ「あたたかい子ども」を目指し、地域との結びつきを深めながら心の育成を図る場として、授業参観の工夫、地域との人材交流行事の推進を位置付けている。

授業参観は年度始と各学期末の四回の他、毎月十五日を参観日として自由に参観できるようにしている。また、父親の参加を促すため、冬に毎年一回、日曜参観という形で実施している。日頃子どもの様子を見られない父親の参観と、その後の親子ふれ合い活動(地区対抗親子ドッヂボール大会)では、ハッスルプレーが数多く見られ、楽しく有意義な一日となっている。

地域との人材交流行事では、郷土の文化を地元のお年寄りの方や公民館の方から教えていただいている。今後も継続して、つる細工や昔話等を教えていただく予定である。

 

「日曜参観・地区対抗親子ドッヂボール大会」

 

「日曜参観・地区対抗親子ドッヂボール大会」

 

「ななもりの心」を育てるボランティア活動

田島町立荒海中学校

 

本校は、昭和五十三年より“ななもりの心”活動を行っています。活動のシンボルとして地区の七森の一画を借り、草文字で「心」と描きました。「人間教育の根源は心」という精神で、生徒の心を豊かに耕す活動を推進してきたのです。

生徒たちは、

「人に温かく、さわやかな心」

を活動の目標に掲げ、ボランテイア活動を積極的に行ってきました。

・手紙活動(老人福祉施設、児童福祉施設、ひとりぐらし老人)

・切手の収集活動、廃品回収

・地域公共施設の清掃活動

・学校内の美化活動

等々。人と人との心のふれ合いを大切にした活動を心がけてきました。

これらの活動で、生徒は以前にもまして「自立」「奉仕」「連携」の精神を身につけ、生き生きと活動するようになりました。

 

「奉仕活動で花壇の手入れ」

 

「奉仕活動で花壇の手入れ」

 

 

 


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