教育福島0171号(1993年(H05)06月)-048page
福島県文化功労賞
候補者の推薦を受付
福島県では、県民文化の向上を目指して、文化活動の促進及び文化的遺産の保護活動などの施策に取り組んでいますが、その一環として、昭和二十七年より、本県文化の向上に多年にわたり顕著な功績のあった個人を表彰するため文化功労賞を設けており、現在までに七十三名の方がそれぞれの部門で受賞しています。
対象部門は、芸術(美術、音楽、演劇、舞踊、文芸、生活芸術等)、科学(人文科学、自然科学)、教育(学校教育、社会教育)、体育(学校体育、社会体育)の四部門で、このいずれかから二名以内を受賞者として決定し、十一月三日の文化の日に表彰式を行います。
受賞候補者の推薦を関係団体をはじめ、広く県民一般からも受付けておりますので、推薦しようとする個人または団体は、必要書類を七月三〇日(当日消印有効)までに県教育委員会又は各教育事務所に提出して下さい。
なお、必要書類等詳細については県教育庁総務課行政係(TEL県庁○二四五(二一)七七五七内線五〇一八)か各教育事務所までお問い合わせ下さい。
チャイム
ジャンプ!
原隆弘
私とサッカーとの出会いは、約三十年前の東京オリンピックにおいて国立競技場で見たことに始まります。以来その虜になり生活の一部分となってしまいました。「サッカーは世界の言葉」と言われるように地球上の多くの人々を熱狂させています。日本でもJリーグの開催により老若男女を魅了し始めています。私はこのようなサッカーという世界共通のスポーツ文化に接していく中でたくさんの愉快で楽しい友人を得ています。そしてそのことが現在の私の仕事とうまくミックスされ、自分自身を成長させてくれています。
韓国とは毎年のようにチームで交流し試合後の選手達が言葉の壁をいとも簡単に乗り越え、友情を深めている姿をみるととても嬉しくなってしまいます。
今回は「ふくしま国体」サッカー少年の部監督という機会を与えていただき、是非とも優勝したいと考えています。そのような中で全国各地の優秀な指導者と会う事も多いのですが、異口同音に言われる事は、「待っていて得るものは少ない。出掛けていきなさい、足で稼ぎなさい、どんどん相手にとびこんでいきなさい。数多くの経験が指導者と選手を成長させるのです。日本のみならず、世界に目を向けて活動しましょう。」です。県民性でしょうか、こういった事が私達には不足しているような気もしています。大いに勇気を出して、思い切って、新しい世界へ一緒に飛び出してみませんか。
(県立福島東高等学校教諭)
ストップ・ザ・食中毒!
学校給食において、万一、食中毒が発生すれば、一度で多くの患者を出し、児童生徒との信頼関係をも失う不幸な結果となります。
学校給食における代表的食中毒菌と主な原因食品及びその予防策は次のとおりです。
1カンピロバクター(食肉類)
◇作業員や調理器具の洗浄消毒を徹底する。
○中心まで十分加熱する。
2病原大腸菌(原因食品多種)
○食品を十分加熱する。
○定期的な水質検査の実施。
○用便後の十分な手洗い消毒を施行する。
3サルモネラ菌(肉類・卵類)
○熱に弱いので十分加熱する。
○食肉類の生食は避ける。
4ウエルシュ菌(加工済食品)
○前日調理は絶対しない
○加熱食品の低温保存により芽胞の発芽増殖を防ぐ。
以上の予防策を徹底し、食中毒を学校給食から追放しましょう。
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