教育福島0172号(1993年(H05)07月)-007page

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小口教育委員会委員長より辞令を受ける新妻県教育長

 

小口教育委員会委員長より辞令を受ける新妻県教育長

 

二十一世紀を担う「明るく個性豊かな人間の育成」を目指し、『第四次福島県長期総合教育計画』を策定し、「ふれあいと生きがいに満ちた生涯学習の振興」、「二十一世紀」を担う心豊かでたくましい児童生徒の育成」、「潤いと個性に満ちた文化の振興」、「県民の活力をはぐくむ体育・スポーツの振興」を図っていくこととしております。

特に、具体的には、中学校の進路指導の改善及び高校教育のあり方の検討、高校入試の改善、児童生徒の学力向上、学校不適応の解消、平成七年「ふくしま国体」の総合優勝に向けた競技力の向上を図ることなどが緊急の課題となっております。

時あたかも学制が公布され、百二十年が過ぎました。私は、「邑に不学の戸なく、家に不学の人無からしめん事を期す」とした先人の情熱を平成の世の福島県に甦らせ、「ふくしま新世紀プラン」が目指す「二十一世紀の新しい生活圏-美しいふくしま-の創造」に向けて、でき得る限り広い視野と長期的展望に立って適切に教育行政を推進し、本県教育の充実、向上に努め、県民の要請に応えてまいりたいと考えております。

これらは、教育に携わる皆様方のご協力があってこそ実現するものであります。皆様方が、たとえ困難であっても問題は解決されるために存在するということを肝に銘じられ、課題解決のため積極的に取り組まれるよう希望いたします。

以上、考えておりますことの一端を申し述べましたが、関係各位のご理解、ご協力を心よりお願い申し上げまして、新任のあいさつといたします。

 

新妻威男教育長の略歴

昭和九年 相馬市に生まれる

三十四年 東北大学経済学部卒業

〃 福島県事務吏員

五十五年 商工労働部工業開発課長

五十七年 総務部人事課長

五十九年 総務部参事兼人事課長

六十年 土木部次長

六十二年 理事兼総務部次長

六十三年 理事兼総務部次長兼職員研修所長

〃 理事兼総務部次長兼税務課長

平成元年 企画局長

〃 生活福祉部長

三年 総務部長

五年 知事直轄理事(会津大学担当)

 

 

 


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