教育福島0173号(1993年(H05)09月)-014page

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2、研究計画(資料5-1・2参照)

(1) 平成四年度

1) 生徒・保護者・卒業生及び教師の進路学習についての意識を把握する。

2) 実態の分析を行うとともに、研究の方向性を確立する。

3) 「新しい学力観」に立った進路指導のあり方について共通理解を図る。

4) 生徒が主体的に活動する学級活動の授業の方法を研究する。

5) 各学年の進路指導のテーマを設定し、年間の指導計画を作成する。

6) 学級活動の題材を精選し、関連図及び毎時の指導案を作成する。

7) 啓発的体験学習として、「職場訪問」、「体験入学」を実施する。

8) 生徒理解のための「個人カルテ」を作成し、それを活用した進路相談を展開する。

9) 進路情報の提供及び啓蒙活動として、「進路情報コーナー」の設置や各種の通信の発行を行う。

 

資料2

 

(2) 平成五年度

 

(2) 平成五年度

1) 前年度の成果を確認し、今年度の研究の方向性を確立する。

2) 学級活動の年間の指導計画及び指導過程の修正を行い、啓発的経験や進路相談との関連づけを図る。

3) 卒業生の迫調査を行い、在校生の進路指導に役立てる。

4) 体験学習に「職場体験」を加え、働く意義や「生き方」などを実際に働く体験から考えさせる。

5) 進路相談を日常的に実施し、その資料を累積することで、生徒の変容を明らかにする。

6) 各教科、道徳との関連性を明確に示し、「生き方」を学ぶ機会を多く設定する。

7) 短学活のあり方の研究実践を通して、生徒の主体的な活動を育てる。

 

3、研究組織

 

資料3

 

四、研究の実際(資料3参照)

 

四、研究の実際(資料3参照)

1、各研究班の取り組み

学級活動班

(1) 研究テーマ

一人一人の個性を生かす学級づくりをもとに、主体的に進路学習に取り組む生徒を育成する学級活動の指導はどうあればよいか。

(2) 実践内容

1) 学級づくり

生徒一人一人が存在感、成就感を持てる学級づくりをすることで、生き方への自覚が深まると考える。

・ 豊かな人間関係づくり

・ 班活動、係活動の充実

・ 学習活動への取り組み

・ 学校行事への積極的な参加

・ 相談活動の充実(進路相談班との連携)

2) 学級活動(授業)

三年間の見通しを持って、生徒が主体的に活動できる授業づくりをめざす。

・ 題材の精選と年間指導計画の作成

・ 生徒主体の授業の方法の工夫

・ 調べる、まとめる、考える、表現する能力を養う指導の工夫

・ 個々の活動をとらえた評価の工夫

(3) 学級活動班の活動の成果と課題

 

 

 


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