教育福島0174号(1993年(H05)10月)-021page

平成五年度ライフサイクルプラン講座より

「突然死を招く心臓病を防ごう」

講師　待井環境器科内科クリニック

院長　待井一男先生

　

　

わが国では、伝染性の疾患や乳幼児死亡が克服され、ご存じのように世界一の長寿国となりました。

しかし人間の老化現象に伴って起こる病気、いわゆる成人病が増えてきました。成人病の主なものは、癌、脳卒中、脳硬塞といった脳血管障害や、狭心症、心筋硬塞などの虚血性心臓病や糖尿病などです。

昭和二十六年までは、結核が日本人の死亡原因のトップを占めていましたが、今は、癌、心臓病、脳血管障害が死亡順位の一位、二位、三位を占めてます。福島県の死亡順位も全国と同じ順位であり、これら三大成人病だけで死亡原因の60%以上を占めてます。

突然死を招く心臓病の話をする前に、わが国の死亡原因の一位、三位を占める癌、脳血管障害についてお話をさせていただきます。

『癌』について

癌による死亡者数は、全国平均では人口一〇万人対一八八人ですが、福島県では二〇六人とわずかながら、全国平均を上回ってます。

癌による死亡を臓器別にみると全国、及び福島県とも胃、肺、肝臓、すい臓、結腸癌の順です。癌の危険信号としては、以下のものが、あげられます。

○舌癌　口の中になおりにくい潰瘍がある。

○喉頭癌　声がかれる、しわがれ声がある。

○食道癌　固形物を飲み込んだ時につかえる感じがある。

○胃癌　胃の具合が悪く、食欲が

　

(表4)　平成4年度　教職員レクリエーション事業実施状況

　

実施主体		組合員数	参加者数	実施時期	実施種目
教育事務所	県北	3,384人	3,056人	7/23〜8/24	ソフトボール、バドミントン、テニス、ダンス、ボウリング、卓球、史跡巡り、講演会、自然探勝会、映画鑑賞、美術鑑賞
	県中	3,867人	2,720人	7/21〜8/21	ソフトボール、バレーボール、バドミントン、ダンス、卓球、囲碁、将棋、輪投げ、音楽鑑賞、映画鑑賞、釣り、会社視察
	県南	1,206人	1,092人	7/25〜8/21	ボウリング、バレーボール、バドミントン、卓球、ゲートボール、ゴルフ、ソフトボール、ハイキング
	会津	2,133人	1,870人	7/25〜8/24	ソフトボール、バレーボール、囲碁、将棋、史跡巡り、自然探勝、ボウリング、バドミントン、ゴルフ
	南会津	374人	374人	7/24	運動会、バレーボール、いわなつかみ
	相双	1,539人	1,539人	8/10	バレーボール、ソフトボール、史跡巡り、卓球、バドミントン
	いわき	2,223人	2,137人	8/10	バレーボール、バドミントン、ゲートボール、卓球、囲碁、将棋、ソフトテニス、綱引き、ゲーム
県立学校	県北	1,274人	1,056人	7/8〜12/28	ソフトボール、野山散策、バドミントン、卓球、囲碁、テニス、釣り、自然観察、いも煮会、麻雀、パターゴルフ、ボウリング、盲人バレーボール
	県南	1,870人	1,028人	8/10〜9/6	ソフトボール、硬式テニス、バドミントン、卓球、バレーボール、囲碁、将棋、釣り、麻雀
	会津	1,054人	895人	7/4〜11/17	ソフトボール、バレーボール、バドミントン、卓球、ボウリング、囲碁、いも煮会、野外活動
	相双	608人	436人	8/10〜8/21	バレーボール、バドミントン、ソフトボール、囲碁、釣り、史跡巡り
	いわき	1,080人	1,075人	7/6〜12/5	ソフトボール、バレーボール、バドミントン、囲碁、釣り、麻雀、卓球、軟式庭球
その他	本庁	352人	352人	7/12〜12/21	ソフトボール、ボウリング、卓球、アーチェリー
	医大	1,077人	550人	8/8〜8/9	ソフトボール
	短大	53人	53人	10/3	ソフトボール