教育福島0177号(1994年(H06)02月)-028page

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平成6年度

生涯学習課事業の概要

 

生涯学習課では、県民が明るくこころ豊かで、ふれあいと生きがいに満ちた人生を創造することができるよう、県民一人ひとりの学習活動を積極的に支援していくため、第四次福島県長期総合教育計画の第一の柱である「ふれあいと生きがいに満ちた生涯学習の振興」の視点にたち、平成六年度の事業計画を作成しましたので、その概要を紹介します。

 

一、生涯学習の基盤整備のために

いつでも、どこでも、だれもが、生涯の各時期に応じた学習活動ができるよう、生涯学習推進体制未整備市町村の整備促進や学習の場の拡充など、生涯学習を支援するための基盤の整備に努めます。

(一) 生涯学習モデル市町村事業

モデル市町村を指定し、生涯学習推進体制の整備・生涯学習関連事業の充実に努めます。

平成五年度末 五十四市町村

(予定市町村)

梁川町・塙町・長沼町・磐梯町・滝根町・新地町・矢吹町・川内村

 

二、学習機会の整備充実のために

社会の変化により、多様化、高度化している県民の学習需要に応えるため、高等学校を始めとする学校等との連携・協力のもとに、学習機会の一層の拡充に努めます。

(一) 高度専門教育機関等開放講座

1) 大学開放講座

県立会津大学会津若松市)

2) 専門施設開放講座

県林業試験場(郡山市)

県白河保健所(白河市)

(2) 学校開放講座

1) 高等学校開放講座

聖光学院高校・船引高校・東白川農商高校・会津工業高校・相馬女子高校・平工業高校

2) 専修学校開放講座

学校法人有朋学園専修学校東日本高等学院(福島市)・学校法人永和学園日本調理技術専門学校(郡山市)・シークドレスメーカー専門学校(会津若松市)・木村文化専門学校(相馬市)

三、生涯学習の普及啓発のために

生涯学習の普及・啓発を図るとともに、県、市町村、民間等が一体となった学習諸条件の整備や学習情報の効果的な提供及び学習成果の適切な評価とその活用に努めます。

(1) 第二回生涯学習ふくしまフェアの開催

県民の生涯学習活動の成果の発表の機会と場を提供するとともに、毎月第二土曜日の「ふくしま・フレッシュ・ふれあいデー」の趣旨の普及を図るため、「ふれあいと生きがいに満ちた生涯学習の社会の形成」をテーマに趣旨に賛同する関係機関・団体及び民間事業者等の協力を得ながら広く県民に紹介することにより、県民一人一人の生涯学習への参加を奨励します。

1) 関催期日 平成六年十月二十二日(土)〜二十三日(日)の二日間

2) 会場 郡山市「郡山ユラックス熱海」、どなたでも参加できます。

3) 事業内容

ア 学びの体験発表

学習者によるパネルディスカッション

イ 学びのつどい

自主学習グループ・サークルの学習成果の発表

ウ 学びの交流広場

長寿学園祭 作品展示

各種学級・講座受講生等の学習成果作品の展示・紹介

エ “3Fデー″普及啓発

K“3Fデー"のPRと絵画等の展示・発表

オ 学びの支援

民間教育事業、教育機器等の展示・紹介

*特に「学びのつどい」や「“3Fデー″普及啓発」には各学校の協力を期待します。

(2) 生涯学習情報提供システム整備事業

県民の学習活動の支援システムとして、県と市町村の中央公民館等との間にコンピュータを利用したネットワークを構築し、学習情報を迅速・的確に提供する生涯学習情報提供システムが、本年度より、五十二市町村の参加の下、稼動を開始しますが、更に、ネットワーク市町村の拡大を図るとともに、学習相談体制の整備充実に努めます。

○提供する学算情報の種類と内容

ア 学習機会

各種学級、講座、講習などの内容

イ 施設

社会教育・文化・スポーツなどの施設内容

ウ 学習団体・グループ

学習団体、グループの活動内容

エ 指導者

教育・文化・スポーツなどの指

 

 

 


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