教育福島0178号(1994年(H06)04月)-003page
フォト・行事
キラリ!新風『国際観光科』
−県立猪苗代高等学校−
磐梯山と猪苗代湖の大自然に恵まれ、会津フレッシュリゾートの中核として国内はもとより国際的な観光地としての発展が期待される猪苗代町。この猪苗代町の唯一の高校である猪苗代高校に県内初の「国際観光科」が新設され、4月11日晴れの第一期生40名が入学しました。
将来、語学力や情報処理等の能力を身に付けた国際感覚あふれる人材が育成され、観光産業やサービス部門での活躍が今から期待されています。
「単位制 初の卒業生」
−県立安積第二高等学校−
臨教審以来、高校教育改革の一眼目である本県初の「単位制高校」=「安積第一高校」の卒業生57名が、平成6年3月1日、巣立ちました。同時に、歴史と伝統を誇った「定時制」最後の卒業生24名も巣立っていきました。
学ぶ姿は多様ですが、自ら学ぼうとする意志を持った多くの生徒達が、「単位制高校」の新たな歴史と伝統を築いていくことになります。
男女共学校として新たな出発
−県立富岡高等学校−
4月11日(月)、大勢の報道陣の取材を受けながら、富岡高校の入学式が行われ、44名の男子生徒を含む129名が入学を許可されました。富岡高校は、創立間もない昭和30年に、一度だけ男子を受け入れたことがありましたが、以後、今日までの36年間は、女子高校としての歩みでした。
男女共学校、新生富岡高校が力強くスタートしたのです。