教育福島0178号(1994年(H06)04月)-020page

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ふくしま国体にむけて

 

県競技力向上対策本部

 

平成六年度事業計画・強化基本方計決まる

−「ふくしま国体」総合優勝を目指して」−

 

第五十回国民体育大会福島県競技力向上対策本部の本部委員会が、去る三月十六日福島市の福島県自治会館で開催されました。

会議では、平成六年度の事業計画(表1)や予算、強化の基本方針(表2)が決定されました。

平成六年度は、「ふくしま国体」冬季大会本番を迎えることから、強化事業の拡充を基本とし、強化スタッフ会議の開催や、対策本部専属アドバイザーコーチ事業を設置するなど、より一層の競技力向上に努めていくことが確認されました。

また、平成六年度第一回体育・スポーツ団体調整会議が、四月十九日郡山ユラックス熱海において、「ふくしま国体」指定監督・コーチ約四〇〇名が参加して開催されました。

会議では、先の本部委員会で決定された事業計画や強化基本方針を受け、各競技ごとより具体的な方向づけ等について話し合われました。

会に先立ち、静岡県立熱海高等学校長で静岡県サッカー協会常務理事を務めておられる勝澤要先生を講師にお迎えし「熱き期待に応えるために」という演題で講演が行われました。

参加した監督・コーチは、全国規模の各種大会(インターハイ、国体、全国高校選手権大会)で五回も優勝に導かれた輝かしい実績に裏づけられた氏の指導理念を熱心に聞き入っていましたがへ今後の強化事業に必ずや反映されるものと期待しています。

 

二十九ページへつづく

 

新妻威男本部長のあいさつ

 

新妻威男本部長のあいさつ

 

表2

平成六年度強化基本方針

一、自己競技の現状分析を行い、明確な強化目標を設定する。

二、目標と現状の差を見極め、その差を解消するため、日常練習の充実を基礎とした強化事業を積極的に推進する。

三、自己競技の重点課題については、競技団体一丸となって解決に努める。

四、いかなる場面に遭遇しても実力を十二分に発揮できるよう、練習量の拡大を図るとともに、精神的に逞しい選手の育成、強化に努める。

五、競技力調査の充実に努め、強豪県の的確な戦力分析に努める。

 

真の指導者の在り方を説く勝澤要氏

 

真の指導者の在り方を説く勝澤要氏

 

 

 


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