教育福島0182号(1994年(H06)10月)-051page

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教育イン・ザ・ワールド

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<P>−わが地区のAETの紹介−<P>国際化にふさわしい教育の話題をシリーズで掲載する「教育イン・ザ・ワールド」、今回は安達・岩代・東和町の3つの町で活動しているAETの様子を安達町立安達中学校から紹介します。<P>安達町をベースにして、岩代町、東和町の3町内にある5つの中学校の英語指革助手として大活躍しているのが、長身の好青年ハロルド・ウォルフ先生です。出身はカナダのアルバータ州エドモントン市で、勉強熱心なスポーツ万能の先生です。<P>昨年の7月に来日以来、安達町に在住しています。教えることは初めてと伺っておりますが、生徒1人1人をとても大切にして楽しく、しかもていねいに教えてくれるので、生徒たちはウォルフ先生の授業が大好きです。生徒たちの英語力をアップさせるのが自分の仕事だという先生の強い使命感が協同授業をする先生方にも伝わってきます。<P>学校の実態に応じて英語の授業を進めることには、苦労も多いと思いますが、先生はとても協力的なので各校の英語教師も大いに助かっています。学校では、授業だけでなく、昼休みにはグランドや体育館で生徒たちと一緒に過ごし、清掃も手伝います。学校行年にも進んで参加しています。<P>また授業の合間には、日本語の勉強に余念がなく、最近では難しい日本語の表現をして職員室の先生「方を驚かせています。<P>地域の人たちとの交流も盛んで、安達町役場の野球チームの強力なメンバーの一員です。<P>その気さくな人柄が多くの人々から好かれる所以のようです。先生の自分の役割をきちんと果たし、何事に対しても前向きに挑戦する姿勢は大いに見習わなければならないところです。<P>幸いなことに、9月からさらに1年間継続してご指導いただけることとなり、生徒たちと共に喜んでいます。2年目を迎えて、ますますウォルフ先生の活躍が期待されるところです。<P>ほんとうの空の下、共にレッツゴー<P>
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母国を生徒たちに紹介する八□ルド・ウォルフ


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母国を生徒たちに紹介する八□ルド・ウォルフ先生