教育福島0183号(1994年(H06)11月)-007page

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二年 いわき短期大学幼児教育科教授に就任現在に至る

〔社会に於ける活動〕

昭和四十年いわき市文化団体連絡協議会副会長・日本合唱指揮者協会会員 四十七・五十五年福島県合唱連盟理事長 五十八年全日本合唱連盟東北支部長・全日本合唱連盟常任理事 平成四年福島県第五十回国体式典音楽委員 五年いわき市国体式典音楽部会長

〔著作品一覧〕

昭和三十六年〔波〕全日本合唱コンクール課題曲入選 三十七年〔河童昇天〕入選 五十七年学生のための子供の歌一〇一曲集 平成六年〔死者の書〕女声合唱とフルート、チェロ、打楽器のための 昭和二十三年以降いわき市立桶売中学校他七十二校校歌 五十四年伊達郡保原町町民歌 五十五年福島県立会津女子高校他三校応援歌 五十七年福島県立安積女子高校他三校記念歌 平成三年いわき短大付属幼稚園園歌他五園園歌・東白川郡表郷村他二村村民歌 六年磐城女子高校九〇周年記念歌編曲 他作曲数五百曲以上

 

も道理。工夫と創意する努力があまりにも少ない。何かを付加する発想と独自性が欲しい。幼児期から少年少女時代の多感さの中であまりにも親の干渉とリードが濃くはないか。それが画一性となり、同じ答えしか返って来ない。又同じでないと不安な大人社会、中間管理職の養成ばかりが教育ではない。"Something different"(何かが違う)個性ある全人教育こそ希まれる教育なのだが、大人も哲学と信念をもとう……。自信をもって。

『ケ』 健康と生きること

若者はあまり考えない。しかし事病気にでもなったら考えは一変するだろう。あまりの情報の氾濫のために。又外食産業、コンビニエンスでの食べ物、飲み物、愛情のない食べ物ばかり食べていては……、医学の目的はその人間が生命のある限りを精一杯生きる為の予防と療すためにある。いくら時代が進んでも自らの生きようとする力こそが生命であり社会への報恩でもある。人間は一人では生きてゆけない。健康こそ生きる最高の感謝の證である。疲れたら休め、彼らはそう遠くへはゆくまい。

『コ』 コーラス人生

この度の受賞も私のコーラス活動であった。合唱とは聴きあうこと、とけあうこと、協調の中で包みあうことから味のあるハーモニーが生まれるもの。健康な生きるエネルギー、そして人間関係である。豊かなイマジネーションと洗練された感覚を常に心がけた協調と個性尊重のバランスにあると言っても過言ではない。全身全霊で……。

 

平成6年11月3日中川副知事より晴れの表彰を受ける筆者

平成6年11月3日中川副知事より晴れの表彰を受ける筆者

 

提言

 

 

 


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