教育福島0184号(1995年(H07)01月)-011page

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きる。(学び合う力)

二、研究の構想

1 研究の視点・見通し

《視点1)》個に応じた指導

学習活動を複線化し、個に応じた学習ができるような学習形態を工夫すれば、意欲が喚起され、文章表現力の伸びにつながるであろう。

《視点2)》評価の工夫

自己評価や相互評価、教師による評価を効果的に組み合わせ、自己教育力や学び合う力を高め、教師の適切な支援を行えば、個に応じて適切な文章表現力が育つであろう。

《視点3)》基礎的基本的内容の定着

段階的な指導と書くことの日常化を図れば、学習の仕方がわかり生きて働く力が身につくであろう。

2 研究計画

(1) 対象 平成五年度 杉妻小五年五組三十四名、六年度も継続

(2) 方法授業研究主体。一年次年間四回、二年次二回(実践1〜6)

三、研究の実際

実践3、第五学年「構成を工夫して

『輪島ぬり』」学習の結果【資料1】

(1)《視点1)》個に応じた指導

個に応じて意欲的主体的に学習できるように、個別・ペア・グループ学習を組み合わせ、活動を複線化した。表現学習は、「作文病院」と名付けて活動し、【資料2】のように教室全体を使う。席を固定することなく、一人一人の表現の進度によって次の段階に進んでいく。その結果、今まであまり表現学習に興味を示さなかった児童が、自分の進度に合わせ自由に活動し、忘れた場面を思い出すためVTRを自分で操作して再視聴したり、詳しく取材するために

 

資料1 授業5年「構成を工夫して」の実践

 

 

 

 


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