教育福島0184号(1995年(H07)01月)-019page
せ、研究方法(情報収集)、資料作成(表現)などの研究内容についての説明と計画を提出させた。
3)調査研究の段階
研究計画にそって情報収集をさせた。また、情報を整理し適する方法で処理させるとともに、立体モデル・編集ビデオ・掲示物・資料集としてまとめた。また、コンピュータで扱える文字データ・画像データ・表計算データ・グラフデータなど様々な方法で表現させ、新たな情報を創り出した。(これらのコンピュータデータは教師によってKiTのコースウェア「地震の研究」にまとめられた)
さらに各班から「研究を通して自分たちが、最もみんなに伝えたい内容が答えになるような問題」を集め、「地震クイズ」を作成した。
4)研究発表の段階
班ごとに視聴覚機器を使用して発表を行うとともに、各班から出題された問題を、掲示物や資料集、またKiTのコースウェアにまとめた研究成果を調べながら解決し、情報の共有化を図った。
(5)検証授業の結果
5つの班の学習活動の結果について、「情報の収集」と「情報の創造」に焦点を当てて述べる。
【情報の収集】
◆「地震の被害(奥尻島の悲劇)」研究班
奥尻島を襲った北海道南西沖地震